今回の全国集会は、二人の青年のフレッシュなコンビが司会をつとめました。
元木さんが星野文昭さんのメッセージを読み上げた後、71年渋谷闘争を闘った米山實則さんが大坂正明さんメッセージを読み上げて、2人への連帯と団結が会場にあふれました。
3回にわたる更生保護委申し入れの報告と弁護団報告を受けて、星野さんを取り戻す闘いが国家権力を圧倒していることを実感しました。また、星野再審闘争と大坂裁判が文字通り一つのものであることが明確になりました。日下部伸さんがお願いしたカンパは、その高揚感をそのまま示すものになりました。
休憩時間には、奥深山農園のネギ、「星のそば」等が販売されてロビーは活気に満ちました。
後半の最初は、高野咲子さんの箏曲です。琴の音で「ソリダリティ」「あの坂を登って」等が流れると、星野さん解放への思いが一層強くなりました。
基調報告は、①四国地方更生保護委員会との闘い、②大坂さん裁判闘争との合流、③徳島刑務所の処遇改善、④改憲・戦争攻撃と闘い治安弾圧と闘って、星野闘争が新たな段階に入ったことを提起しました。そして、更生保護委員会に星野さん解放を決定させるために要望書を全力で集めようと訴えました。
安田淳敏さんと阿津良典さんが、京大弾圧を打ち破って奪還されたことを報告すると、拍手と歓声が沸き起こりました。動労千葉、小竹運輸労組、動労西日本が労働組合からの訴えを行い、救援会の代表が壇上に並ぶ中、星野暁子さん、修三さん、誉夫さんが家族の訴えを行いました。
平良修さんの閉会あいさつの後、参加者全員で「ソリダリティ」を大合唱して集会を終わりました。
青年学生先頭に星野解放デモへ
いよいよ都心デモに出発です。青年労働者と学生が先頭に立ち、コールと打楽器が都心に響きわたりました。2人の無実を訴えるデコレーションや安倍首相を弾劾する人形が圧倒的な注目を集め、星野さん大坂さん解放を沿道にアピールしました。
首相官邸を通る時には、安倍倒せの怒りを叩きつけました。デモは新橋駅前で最高潮に達しました。
星野さん大坂さん奪還と改憲・戦争阻止を一つに、2018年に向かって総決起しよう。
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