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2017年11月26日 星野再審全国集会
更生委闘争と再審一体に
520人が全国集会・デモ

 星陵会館で開かれた「星野さん大坂さんを今すぐ返せ11・26全国集会」に520人の労働者・学生・市民が集まり、新たな地平での闘いを全力で展開して、2人を取り戻そうと固く誓いました。集会後、青年労働者と学生を先頭に新橋までデモ行進して、星野さん大坂さん解放をアピールしました。
 星野文昭さんのメッセージ  大坂正明さんメッセージ    基 調 報 告



 今回の全国集会は、元木裕里有さんと赤嶺知晃さんのフレッシュなコンビが司会をつとめました。
 元木さんが星野文昭さんのメッセージを読み上げた後、71年渋谷闘争を闘った米山實則さんが大坂正明さんメッセージを読み上げて、2人への連帯と団結が会場にあふれました。
 3回にわたる更生保護委申し入れの報告と弁護団報告を受けて、星野さんを取り戻す闘いが国家権力を圧倒していることを実感しました。また、星野再審闘争と大坂裁判が文字通り一つのものであることが明確になりました。日下部伸さんがお願いしたカンパは、その高揚感をそのまま示すものになりました。
 休憩時間には、奥深山農園のネギ、「星のそば」等が販売されてロビーは活気に満ちました。

 後半の最初は、高野咲子さんの箏曲です。琴の音で「ソリダリティ」「あの坂を登って」等が流れると、星野さん解放への思いが一層強くなりました。
 基調報告は、①四国地方更生保護委員会との闘い、②大坂さん裁判闘争との合流、③徳島刑務所の処遇改善、④改憲・戦争攻撃と闘い治安弾圧と闘って、星野闘争が新たな段階に入ったことを提起しました。そして、更生保護委員会に星野さん解放を決定させるために要望書を全力で集めようと訴えました。




 安田淳敏さんと阿津良典さんが、京大弾圧を打ち破って奪還されたことを報告すると、拍手と歓声が沸き起こりました。動労千葉、小竹運輸労組、動労西日本が労働組合からの訴えを行い、救援会の代表が壇上に並ぶ中、星野暁子さん、修三さん、誉夫さんが家族の訴えを行いました。
 平良修さんの閉会あいさつの後、参加者全員で「ソリダリティ」を大合唱して集会を終わりました。


 青年学生先頭に星野解放デモへ

 いよいよ都心デモに出発です。青年労働者と学生が先頭に立ち、コールと打楽器が都心に響きわたりました。2人の無実を訴えるデコレーションや安倍首相を弾劾する人形が圧倒的な注目を集め、星野さん大坂さん解放を沿道にアピールしました。
 首相官邸を通る時には、安倍倒せの怒りを叩きつけました。デモは新橋駅前で最高潮に達しました。
 星野さん大坂さん奪還と改憲・戦争阻止を一つに、2018年に向かって総決起しよう。

星野さんをとり戻そう! 全国再審連絡会議
2017年全国集会 基調報告
 
 
[はじめに]奥深山幸男さん、北原鉱治さんの意思を受け継ぎ星野文昭さん解放へ
 本年2月7日、星野文昭さんと共に1971年11月14日の渋谷闘争を闘い、長く病気と闘ってきた奥深山幸男さんが逝去されました。奥深山さんは渋谷闘争を闘ったことを誇りとし、その地平を終生守り抜きました。
 8月9日には、三里塚芝山連合空港反対同盟の北原鉱治さんが逝去されました。2007年9月に星野さんに面会した北原さんは「三里塚に来い」と言いました。星野さんは、追悼メッセージで「この約束を必ず果たす」と宣言しました。
 奥深山幸男さん、北原鉱治さんの意思を受け継いで総決起し、今こそ星野さんを取り戻そう。大坂正明さんへのでっち上げを打ち破り、星野さん大坂さん二人を取り戻そう。

[1]星野さん解放への総決起
 星野さんを取り戻す闘いは、2017年の闘いを通して新たな、そして重要な段階に入りました。
 第1に、四国地方更生保護委員会との闘いを開始したことです。これは、再審闘争・全証拠開示の闘いの前進の上に、星野さん奪還をめぐる新たな国家権力との大攻防に入ったということです。
 家族と弁護団と再審会議は、7月から3回の申し入れ行動に打って出ました。星野さんの解放を認めない決定をしようとしていた更生保護委員会をして、簡単には決定を出せないところに追い込んでいます。
 この闘いを、43年間の星野さんの闘いの全て、星野さんの無実性、正義性、不屈性の力で闘っています。さらに、全国33の救援会の熱い思いと、絵画展などの闘いの全てを突き付けて闘っています。
 11月30日に4回目の申し入れ行動にたちます。さらに来年1月と3月にも予定しています。労働組合始め、あらゆる人たちから要望書を集め、「星野さん解放!」が全人民の声であることを徹底的につきつけて、星野さんの解放を闘いとろう。

 第2に、大坂裁判と合流したことです。
 大坂裁判は星野再審の地平をひきつぎ、裁判の場での新たな国家権力との大攻防に入ろうとしています。星野再審と大坂裁判が一体となって、国家権力によるでっち上げの全貌を暴き、2人の無実を明らかにする画期的闘いが始まったということです。
 星野さん大坂さんとの団結を固め、弁護団と団結し、労働者民衆の力の総結集で闘おう。

第3に、徳島刑務所の処遇について、いくつかの改善を勝ち取りました。
 ①12月から3月まで、カイロを1週間に10個購入できることになりました。
 ②独居房でのTV視聴の時間が増えました。
 ③これまでできなかった風呂の日に運動できることになりました。
 ④「お盆休み限定」ですが、濡れたタオルで体を拭くことが認められました。
 刑務所という極めて自由が制限された世界でこれらの改善をかちとったことは、星野さんの健康と権利を守る大きな前進であり、画期的勝利です。

第4に、戦争と改憲攻撃の激化、貧困の拡大、治安弾圧激化、体制が根底から揺らぐ激動情勢が始まりました。全世界に労働者民衆の怒りが燃え上がっています。この中で、連合が崩壊を開始し、体制内野党等の分裂と瓦解が進んでいます。新たな革命的勢力が労働者民衆の闘いの中心となる時代が到来しました。
 衆議院選挙では、斎藤いくま全学連委員長が立候補し「この国に革命を」と鮮明に打ち出して闘い、学生・青年労働者の心をつかみました。11・5労働者集会と改憲阻止1万人大行進は、トランプと安倍の戦争会談を直撃し、朝鮮侵略戦争との対決を鮮明にしました。11・12韓国民主労総の労働者大会は、国際連帯とゼネストが労働者の勝利の道であることを指し示しました。
 全国で吹き荒れた、共謀罪を先取りした治安弾圧に、完全黙秘・非転向で対決し完全に粉砕しました。特に京都大学2学生へのでっち上げ逮捕には、京大生始め全国の学生が、さらには京都の労働者が怒りの声をあげ、戦争のための学生運動つぶしと真っ向から対決して闘いました。
 星野さん43年の闘いが、労働者民衆の希望となっています。労働運動や地域の拠点をつくっていく力になっています。
 今こそ星野さん大坂さん解放へ総決起しよう。

[2]国際連帯とゼネストで戦争を阻止しよう
(1)安倍・トランプ戦争会談許すな
 11月5日に来日したトランプ大統領は、6日に安倍首相と会談しました。その最大の議題は、朝鮮戦争発動への合意です。トランプ大統領は、韓国、中国、ベトナム、フィリピンを歴訪し、実際に戦争を開始する攻撃を強めています。
 安倍政権は北朝鮮の核実験やロケット発射を大騒ぎし、戦争と改憲に向かって愛国主義・排外主義をあおっています。原子力空母ロナルド・レーガン、ニミッツ、セオドア・ルーズベルト3隻が日本海に展開し、自衛隊、韓国軍が共同訓練を行い、激しく戦争挑発を続けています。トランプ政権は、北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定し、キムジョンウン体制にますます軍事的重圧を加えています。
 これに対して、絶対反対で闘う労働組合を中軸とする闘いは、改憲も戦争も打ち砕きます。ゼネストと国際連帯は、戦争を阻止する最大の力です。

(2)11・5労働者集会
 11・5労働者集会と改憲阻止1万人大行進は、衆議院選挙闘争と一体のものとしてかちとられ、4800人が日比谷公園野外音楽堂を埋めました。直前の治安弾圧攻撃を突き破って、日本の闘う労働組合と韓国、アメリカ、ドイツ、在日・滞日の労働者が合流して、「改憲・戦争許すな」、「朝鮮戦争阻止」を訴えて銀後デモに打って出ました。デモの沿道には多くの人が詰めかけ、安倍・トランプ戦争会談に対する怒りを、デモ隊と一体で表明しました。
 私たちは全国から集まり、星野のぼりを林立させて元気一杯にデモ行進しました。
星野文昭さんは、「日米韓、中国・北朝鮮の労働者人民の国際連帯、ゼネスト・革命の闘いで、安倍・トランプはじめ自国政府を打倒し、戦争を始まる前に止めよう」と訴える熱烈なメッセージを届けました。

(3)2018年改憲阻止決戦へ
 安倍政権は、2018年に改憲を発議するための攻撃を開始しました。
 2018年の通常国会で改憲を発議して、早ければ参議院選挙と同時に国民投票を強行すると言うのです。しかし、「戦争を二度と許さない」という労働者民衆の決起は、決して解体されていません。改憲の強行は、労働法制解体、極限的な労働強化と総非正規化への怒りと一体になり、全人民的な怒りの爆発を不可避とします。
 いっさいの弾圧を打ち破って闘えば、ゼネストで戦争と改憲を阻止する労働者の団結はさらに大きくなります。2018年へ、改憲阻止の歴史的決戦に決起しよう。

[3]更生保護委員会との闘い
(1)無実だから出せ
 星野さんの服役期間は、本年7月をもって30年の長きになりました。
 これまで一度も検討されなかった星野さんの解放について、地方更生保護委員会は審理せざるをえなくなったのです。しかし、法務省・委員会は、まともに審理することもなく、結論を出そうとしています。とんでもありません。星野さんは無実です。一日も早く解放されるべきです。私たちは、星野さんの解放を求めて、四国地方更生保護委員会との闘いに立ち上がりました。
 1980年代からの新自由主義攻撃とその破綻が生み出したのは、人間が人間として生きていけない社会であり、人間的共同性の破壊です。この中で、政府・国家権力は、重罰重刑化を進めて来ました。2004年には、有期刑の上限を20年から30年に引き上げました。さらに「司法改革」と称して裁判員裁判を導入し、「殺人罪」に関する公訴時効を廃止しました。その結果、無期懲役の終身刑化が進み、今では年間数人しか釈放されないのに対し、獄死する人が20人にも達しています。
 法務省は2009年に、「無期刑開始から30年を過ぎた受刑者に関しては刑務所長の申し出がなくとも、地方更生保護委員会が1年以内に仮釈放審理を開始する」という通達を出しました。
 私たちは、星野さんが無実であることを全力で訴えています。さらに、星野さん解放は、全ての労働者民衆の声であること、全国各所で絵画展が開催されており、多くの方が入場し、星野さんと暁子さんの闘いに心を動かされていることを訴えています。
 また、戦後刑罰体制を転換させる無期刑の終身刑化攻撃は受刑者の生きる権利を奪うものであり絶対許せません。無期刑の終身刑化を打ち砕こう。

(2)3回の申し入れ行動
 7月14日、15日、徳島市で全国総会を開くと共に、これと一体で平良修さんの面会要求闘争、高松市の四国地方更生保護委員会への申し入れを行いました。
 続いて、9月11日、10月17日の申し入れ行動を行いました。家族、弁護団、共同代表、香川・救う会、事務局が一体となって闘い、星野さん解放に向けた強固な団結をつくり出しました。
 10月17日に、全国から寄せられた282人の要望書を提出しました。
 労働組合、市民運動、弁護士、議員、医療関係者、芸術家、学者、教育者、宗教者など、実に多彩な人々から要望書が寄せられています。熱心に闘う救援会が全国に33あり、全国各所で星野さんの絵画展が開催され、多くの労働者民衆が「無実の星野さんを今すぐ解放しろ」という声を寄せています。
 3回目の申し入れ行動には星野暁子さんが参加して、「1日も早く文昭と一緒の生活をしたい」と心を込めて訴えました。星野暁子さんは星野文昭さんの闘いに感動して獄中結婚し、31年間を共に生き、共に闘っています。星野さんを取り戻し、暁子さんとの生活を実現しよう。

(3)要望書を集めよう
 11月30日に4回目の申し入れ行動にたちます。さらに、来年1月16日にも行います。1月6日から10日まで、高松市内で星野さんの絵画展が開かれます。
 現在約500人の要望書が集まっています。
 労働組合から来ています。地方議会の議員から集まるようになりました。
 是非、絵画展で集めてください。地域の労働組合や弁護士、宗教家、市民運動などをしている人たちに提起してださい。無実の星野さんを43年の獄中から取り戻そうという署名は、皆答えてくれるはずです。労働者を組織し、地域を組織して、ドシドシ訴えてください。
 星野さん奪還が要望書にかかっています。国家権力をおいつめる力ある要望書をつきつけていきたいと思います。
 私たちは更生保護委員会に対して、「無実の星野さんをただちに解放せよ」「これほど多くの人が解放を求めている」と突きつけています。
 全国から寄せられた要望書の1枚1枚が、確実に更生保護委員会を追いつめています。申し入れ行動への参加者は、回を追うごとに、このことを実感しています。
 私たちは、無実の星野さんが43年もの投獄を強制されていることを絶対に許すことができません。星野さんは佐藤政権が強行したペテン的沖縄返還政策と真っ向から闘いました。その正義性はあまりにも明白です。
 本日の全国集会の大成功をもって要望書をさらに集め、星野さん奪還に向かって総決起しよう。

[4]大坂正明さんと一体の闘い
 5月18日、星野さんと共に1971年11・14渋谷闘争を闘った大坂正明さんが不当にも逮捕されました。国家権力は、星野闘争と闘う労働運動を破壊するために、大坂さん逮捕をマスコミを使って大宣伝しました。しかし彼は、46年もの間、指名手配攻撃を打ち破り、完全黙秘・非転向を貫きました。そして今、でっち上げを打ち破る裁判闘争に全力で立ちあがっています。
 大坂さんの裁判闘争は、星野闘争にとって極めて重大なものです。そもそも同一の闘いであり、同一の裁判なのです。
 大坂さんは、機動隊員死亡にはいっさい関与していません。「殺人罪」等による逮捕・起訴は許しがたい国家犯罪です。
 大坂さんを有罪とする物的証拠はありません。あるのは、結局のところ、デモに参加した学生が警察・検察の密室で強制された「供述調書」だけです。しかもその内容は、星野さんに関するもの以上に脆弱です。
 大坂さんへのでっち上げを暴くことは、とりもなおさず、星野さんへのでっち上げを明らかにすることであり、再審・無罪・釈放の道を開きます。
 裁判員裁判は被告人の防御権を踏みにじるものであり、絶対に認めることはできません。大坂さん弁護団と一体で、裁判員裁判を打ち破ろう。
 本日の全国集会に大坂さんが感動的なメッセージを送ってくれました。星野闘争は、大坂さんの闘いと一つになることによって、大きな飛躍を開始しました。

[5]改憲と戦争のための治安弾圧を打ち破ろう
 労働者民衆の怒りと闘いを圧殺しない限り、改憲も戦争も強行することはできません。安倍政権は、「共謀罪」を強行採決した上に、許しがたいでっち上げ攻撃を次々にかけています。
 11・5労働者集会が目前に迫る中で、国家権力は、九州で3人、東海で1人、京大で2人をでっち上げで不当逮捕しました。
 九州の仲間3人は完黙・非転向で闘い、11月10日、釈放をかちとりました。
 京大の2人は、獄内外の団結を貫き、11月17日、釈放をかちとりました。
 東海の仲間は、11月15日、まったく不当にも「詐欺罪」等で起訴されました。
 全学連や関西合同労組にかけられた「公務執行妨害」、「建造物侵入」でっち上げは、すべての労働者民衆に対する攻撃です。さらに、「犯人蔵匿」や「免状不実記載」でっち上げ攻撃もかけられています。しかし、どんな弾圧も完全黙秘・非転向を貫けば必ず打ち破ることができます。全学連の仲間は「星野さんのように闘おう」を合言葉に勝利しました。
 共謀罪、裁判員裁判廃止の先頭で闘おう。すべての治安弾圧を打ち破って、2018年からの大決戦を闘おう。

[6]再審闘争
(1)異議審闘争
 私たちは、現在、第2次再審の異議審を闘っています。
 2009年11月27日、星野さんと再審弁護団は27点の新証拠を添えて第2次再審請求を行いました。その攻防の中で、検察官に158枚の現場写真を開示させました。その中に、「一郎丸写真」を発見しました。東急本店前で写された星野さんが持つ鉄パイプには、殴打の痕跡がまったくありません。星野さん無実を示す決定的な物証です。
 ところが、2012年3月30日、東京高裁第11刑事部・若原正樹裁判長は、第2次再審請求を棄却しました。4月3日、星野さんと再審弁護団は直ちに異議を申し立てました。
 弁護団は、千葉大学名誉教授・三宅洋一さんが「一郎丸写真」を鑑定した「鑑定意見書」を新証拠として提出しました。
 昨年11月16日、弁護団は元NHKプロデューサーの永田浩三さんと「十字路」で現場検証を行い、永田さんがNHK方向の車の反射光の撮影を行いました。12月28日、これを新証拠として提出しました。

(2)三者協議と全証拠開示
 東京高裁第12刑事部の合田悦三裁判長は、いまだに三者協議に応じません。
 これは絶対に許されないことです。公判廷が開かれない再審闘争において、三者協議は決定的に重要な闘いの場です。
 繰り返し裁判所前街宣を行い、東京高裁と闘おう。
 再審闘争と大衆運動は、星野さんを取り戻す闘いの両輪です。再審弁護団、大坂さん弁護団と固く団結して、東京高裁、東京高検を追いつめよう。
 最大の焦点は、全証拠開示です。検察官がいまだに隠し持つすべての証拠を開示させれば、星野さんの無実は明白になります。
 大坂さん裁判において、検察官は3534点の「証拠リスト」を開示しました。
 星野さんの再審開始・解放、大坂さんの無罪釈放を一体でかちとろう。

[7]2018年の闘いで星野さんを取り戻そう
(1)階級的労働運動の前進と一体で
 朝鮮戦争の切迫情勢を前に連合の分裂・崩壊が始まっています。その中で11・5労働者集会は、唯一トランプ・安倍の戦争会談を直撃し、戦争と改憲攻撃と対決しています。
これこそ、階級的労働運動の力です。その土台に国鉄決戦を切り開く動労総連合の闘いがあります。動労総連合は外注化・非正規職撤廃を闘い、ストライキをうちぬき、被爆労働拒否を不屈に闘ってきました。いよいよ連合打倒・労働運動大再編の時代です。
 星野奪還闘争は、階級的労働運動の前進を土台に、これと一体で前進してきました。全国労組交流センター始め、合同・一般労働組合全国協議会、高陽第一診療所労働組合、動労新潟、動労水戸等で星野さんを取り戻そうと決議があがり、全証拠開示100万人署名や要望書を拡大のテコになっています。
 全国水平同盟は星野さん解放決議をあげ、星野闘争に取り組んでいます。今年は、星野闘争と狭山闘争、部落解放闘争が合流する歴史的な年となりました。
 7月全国総会では青年労働者が、「ゼネストで星野さんを取り戻す」と力強い声をあげました。階級的労働運動を本格的に前進させ、その力で星野さんの奪還を闘いとろう。
 全港湾日本海地方本部が、地本の組織をあげて星野再審署名に取り組み、5401筆の署名を送ってくれました。

(2)四国地方更生保護委員会との闘い
 無期懲役の終身刑化を打ち破って星野さんを取り戻すために、あらゆる闘いと力を集中しよう。これと一体で、高松市内での絵画展を成功させよう。
 これまでの闘いのすべてを発揮して、全国あらゆるところから、あらゆる人々の思いを要望書に集中しよう。

(3)大坂さん裁判
 大坂さんの裁判が始まることは、事実上、星野さんの再審が開始されるのと同じ意味を持っています。
 大坂さんの裁判と星野再審闘争を一体のものとして全力で闘っていこう。

(4)1000万人とつながる運動の拡大を
 絵画展を全国で開き、1000万人と結びついて運動を拡大しよう。
 全国に星野救援会をつくろう。
 『星野新聞』を拡大し、あらゆる労働組合、市民運動、再審闘争、議員、宗教者等とつながろう。同時に、その力で財政力の強化をかちとろう。

(5)星野さんの健康と権利を守る闘い
ここ数年の闘いを通して、重要な処遇改善を実現しました。
 2010年5月から続く、友人面会禁止を絶対に打ち破ろう。友人と会い会話を交わすのは人間として当然の権利です。手紙や新聞の墨塗りを止めさせよう。
 アレルギー対応の食事を保障させよう。外部の医師を含めた、定期的な検診を保障させよう。
 繰り返し徳島刑務所包囲デモを闘い、星野さんの健康と権利を守ろう。
 2018年に向け、昨年を倍する年賀状を送ろう。

(6)国際連帯
 国際連帯は星野さんを取り戻す重要な力です。韓国の民主労総、拘束労働者後援会、アメリカのILWU、UTLA、トルコのUID=DER等との連帯を進めて来ました。
 星野闘争は、労働者の国際連帯をつくり出す決定的に重要な位置を占めています。

[むすび]この1年の闘いで星野文昭さんを取り戻そう
 12月からただちに、改憲・戦争阻止の2018年の大決戦に立ちあがろう。国際連帯とゼネストで戦争を阻止し、治安弾圧攻撃を打ち破ろう。動労総連合を先頭に、3・11フクシマ、5・15沖縄に決起しよう。
 その闘いと一体で更生保護委員会闘争と再審闘争を押し進め、星野文昭さん、大坂正明さんを取り戻そう。