大坂正明さんのメッセージ |
星野文昭(指名手配と46年間不屈に闘う。現在東京拘置所在監) 星野再審連絡会議は、7月に私の闘いへの支援を確認してくれました。心から感謝しています。私が指名手配と闘った46年間も多くの方に支援していただきました。そうした一人ひとりに直接お礼を伝えたいところですが、それは叶(かな)いません。私への支援は「ともに革命を実現しよう」というエールだと思いますので、私がどのような持ち場でも、ひたむきに革命を闘い続けることをもって私の返礼とさせていただきたいと思っています。 当面する私の大きな課題は裁判闘争に勝利することです。すでに『星野新聞』でも指摘されているように、私の裁判は「星野再審闘争が切り開いた成果の上に展開され、この裁判でかちとった地平は、星野再審に直結する」というものです。星野さんの再審実現の成否がかけられていますので責任重大ですが、たじろぐことなくたち向かっていきたいと思います。すでにぼう大な「供述調書」を読んでいますが、その核心部は取り調べ官の創作であることが歴然としています。一般的な裁判ならば無罪判決しか下せない内容です。しかし、新自由主義の破綻と、戦争の危機が迫る中、戦争法と共謀罪を強行成立させた国家権力が相手です。けっして予断は許されません。戦争に反対する人々に対する「みせしめ」とすることも考えられます。革命など絶対に無罪はないとする国家意思を体現する裁判所は、理不尽と知りつつ、こじつけの論理で有罪を画策してきます。検察側のペテン的な立証に対する弁護団の強力な反証が必要です。そして弁護団を後押しする星野再審連絡会議をはじめとするすべての人たちが団結し、一体的な運動として闘っていくことが勝利のカギです。 私は裁判の当事者として、その先頭で勝利をかちとり、星野さんとともに出獄したいと決意しています。 団結こそ勝利の糧です。ともにガンバリましょう。 |