「安倍を倒し、星野さんを取り戻せる」と確信 6月6日、「星野さんをとり戻そう! 全国再審連絡会議」は、日本橋公会堂において「星野さんをとり戻そう! 全国討論会」を開いた。家族、再審弁護団、共同代表、各地の会等60人が集まって、星野文昭さんを今こそ取り戻そうと熱烈に討議した。 司会は、再審連絡会議・事務局の神藤猛雄さんが務めた。星野暁子さんが「階級の魂、闘いの柱として闘う星野の勝利は階級の勝利、闘いの勝利の決定的力になります」という星野同志のメッセージを読み上げた後、5月の面会を報告し、28日の面会を不許可とした徳島刑務所への怒りを語った。 特別報告は二本だ。歴史的な成功をかちとった沖縄絵画展の報告を和田邦子さんが行い、絵画展をもって労働組合の壁と必死に格闘し、獲得する闘いを進めてきた大阪の報告を南谷哲夫さんが行った。 星野絵画展は、戦争への怒り、安倍政権への怒りと一つになって階級的な求心力をつくり出している。「沖縄闘争を闘って獄中40年」という星野同志の存在を知った瞬間、「そんな人がいたことを知らなかった。申し訳ない」と涙を流す人、新たに会員として星野闘争の担い手になる人が次々に生み出されている。『愛と革命』や『ソリダリテー』もこれまでの水準を大きくを超えて売れている。 家族の訴えを受け、徳島の元木美起子さんが9・6徳島刑務所デモへの結集を訴えた後、「ソリダリテー」を歌って終了した。 地区党の正面課題 今年前半の飛躍的前進はなぜ勝ち取られたのか。重要なことは、星野闘争を労働者階級の正面課題として地区党がすえきり、絵画展の取り組みをその実践として総決起したことである。同志たちが自らの課題として労働組合を回り、住民運動や宗教者にも熱烈に訴えた。この闘いを通して、党の団結が強固に打ち固められた。 これを軸に広範な実行委員会が形成され、主体的な決起がかちとられた。宣伝から設営、受付、撤収まで、自主的で主体的な闘いが実現された。 また、これまでとは水準の違う宣伝戦が展開された。沖縄では総計2万枚のビラがまかれ、それが階級の地熱を高めて、「絵を見に来るというより、闘いを求めに来る(和田さん)」状況が生み出された。 9月に向かって総計50カ所にも迫る絵画展が開かれる。今回の討論会を通して、「絵画展をもって労働組合を獲得して100万人と結びつき、必ず星野さんを取り戻せる」という確かな実感がつくり出された。 JR東日本の7・1駅全面外注化を粉砕し、7・5「ともに安倍を倒そう集会」の成功から1000万人署名に向かって突き進もう。 9・6徳島刑務所デモへ攻め上り、星野文昭同志を取り戻そう。 |