3月5日~7日 東京西部・杉並区高井戸
「星野文昭絵画展in高井戸」実行委員会
3月5日~7日、コロナ禍での開催となりましたが、3日間で300人を超える来場者がありました。虐殺されたジョージ・フロイドさんと星野文昭さんを描いた作品も特別展示しました。その作者の近藤あき子さん、そして星野暁子さんも駆けつけてくれました。星野さんの絵をプリントした缶バッジを、子ども連れの若いファミリーが「これがすてき」と、服につけ持ち帰っていく姿もほほえましくありました。 近藤さんの「8分46秒」と「44年」の二つの作品が、国家による虐殺の意味を、ストレートに提起していて、立ち止まる人が多くいました。 今回の絵画展は「アジアの子どもたち」をテーマに展示し、星野さんの死と、星野さんが描いたアジアの子どもたちの明るい絵が、コントラストになり、現在を照らし出していました。星野さんは「国家に殺された」と憤りを語り、絵と暁子さんの詩について多くの人が感動を語りました。 「高井戸の会」と絵画展スタッフは、準備から開催まで本当に奮闘しました。高井戸駅でのチラシ配布で、星野ゼッケンに手を合わせる人がいたり、カンパする人、チラシを見て「知っています。亡くなられたんですよね」との反応もありました。匿名でカンパを置いていく方もありました。星野さんの闘いと存在が、私たちもびっくりするほど地域に浸透していることがわかりました。 今回の絵画展を通して、「持続と団結」が 世の中を変える、という確信を持ちました。「高井戸の会」と絵画展実行委員会は、地域からさらに星野闘争を作っていきたいと思います。(実行委員会 狩野正幸) |