9月 9日 徳島駅前街宣と昭誠館闘争 9月10日 徳島刑務所包囲闘争 9月11日 面会 差し入れ行動 更生保護委員会への申し入れ |
県道から徳島刑務所に上がる坂道に差しかかると、PRカーの声が一気に大きくなりました。 「皆さん! この坂の上に徳島刑務所があります。そこに星野文昭さんがいます。星野さんに私たちの声を届けましょう」全国から集まった430人のデモ隊はこれに応え、「星野さんを返せ」と声を限りに叫びながら徳島刑務所に進みました。正門前で「ソリダリティ」を歌い、刑務所裏から星野さんと受刑者への呼びかけを行いました。星野さんは「デモの声は良く聞こえた。辻川さんの訴えは名前も内容も分かった」と伝えました。徳島刑務所包囲デモで、獄壁を越えた熱い団結がつくり出されました。 青年が担い手鮎喰川で集会 かんかん照りの鮎喰川河川敷に、「星野希望バス」や各地の車に乗った仲間が集まってきます。まず、青年労働者が企画・準備したプレ企画が行われました。工夫をこらした展開に笑いも起き、大好評でした。 共同代表の狩野満男さんの司会で集会が始まりました。共同代表の戸村裕実さんは、「無期確定から30年、獄中43年。私たちは、高松・徳島を結ぶ闘いを開始しました。この1年を、星野さんを取り戻す勝負の年としましょう」と熱烈に訴えました。 徳島からのあいさつを元木美起子さんが行った後、再審弁護団の和久田修弁護士が報告に立ちました。共に闘う決意を、動労水戸の辻川慎一さん、全学連の斎藤郁真さん、婦人民主クラブ全国協の山本美知子さん、全国水平同盟の久原正子さん、革共同の鎌田雅志さんが表明しました。 トラックを使ったステージを設営した上、厳しい暑さを予想して、テントを張り、冷たい飲み物を用意してくれた徳島の仲間に感謝します。 徳島駅前街宣と昭誠館闘争 闘いは、9日夕方の徳島駅前街宣から始まりました。全国の仲間40人が集まって次々にアピールし、徳島駅前を星野闘争で染めあげる闘いを行いました。 10日朝、昭誠館市民病院に全国の仲間42人が駆けつけて、門前闘争を一体で闘いました。青年労働者が受けている不当な攻撃を共に弾劾しました。 デモ翌日の11日、20人が差し入れ行動を行いました。戸村裕実さんは不当にも「禁止処分」にされていることを弾劾しました。 午後、高松市に移動し、和久田弁護士、戸村さんが、更生保護委員会への申し 星野さん返せ1年間の決戦 7月の全国総会の成功の上に、いよいよ星野文昭さん奪還へ総決起する闘いが始まりました。 更生保護委員会に「要望書」を送る運動が始まりました。星野さん解放への熱烈な思いを伝え、署名の拡大をもって各地の運動を大きくし、星野さん解放の力をつくり出そう。この闘いは、改憲阻止決戦、国鉄決戦と一体です。安倍政権は、北朝鮮のロケット発射をことさらに大騒ぎして戦争の危機をあおり、「働き方改革法案」と称して8時間労働制を解体し、労働者の権利をことごとく奪おうとしています。 森友学園・加計学園問題で底無しの腐敗をさらし、改憲・戦争に突っ走る安倍政権への怒りは、全国に満ちています。これらの怒りを総結集して、11・5労働者集会と改憲阻止1万人行動の成功を共にかちとろう。
団結の差し入れ行動 徳島刑務所包囲デモをうちぬいた翌日、星野文昭さんへ差し入れに行きました。本、切手などごく限られた物しか差し入れ出来ませんが、私たちの「団結」と「奪還」の思いは、必ず伝わります。 星野さん43年の非転向の闘いと、労働者民衆の闘いが結合し、国家権力を追い詰めています。この力で獄壁をぶち破ろう!
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