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星野文昭さんのメッセージ


           徳島刑務所包囲闘争へのメッセージ
   真に勝利する主体の獲得を

                                   2017.9 星 野 文 昭

 下位36億人の資産と同じ資産を年々上位の少数者が独占し、今や8人が独占するに至っています。1%が搾取し巨大化した過剰資本を抱え、大恐慌を生み、行き詰まり、なお利潤をむさぼるために、労働者が自らを再生産できず生きられないほど搾取し、その搾取と略奪の場をめぐる争闘戦、戦争を労働者人民に強いる資本主義の末期にあって、人間労働を担い社会を動かす労働者の団結の力こそ資本主義を倒し、人間本来の社会を奪い返すことが、今鮮明になっています。

 70年大弾圧破る人間解放の闘い
 
 私たちは70年闘争への大弾圧をうち破り、国鉄闘争を闘い、団結の発展によって資本・権力を倒し、労働者自己解放=人間解放をかちとる階級的労働運動・国際連帯の闘いを11月闘争を軸に切り開いています。
 それと一体に、無実を権力が百も承知した星野無期・長期投獄と闘い、全証拠開示100万人署名、再審・無罪解放の闘い、無期の終身刑化・獄死化を許さない更生保護委員会闘争と、絵画展を軸に労働者人民の自己解放=人間解放の力、団結の力で勝利していく闘いを切り開いています。
 その星野闘争にとって、一人ひとりが星野となり、暁子となることで闘いを発展させていることが大きな団結した闘いを発展させています。それがまた、私を支え、暁子を支えるものになっています。
 今夏、お盆休み限定とはいえ昼の濡れタオルの拭身(しきしん)が可能になったことは、処遇改善の大きな一歩です。

  無実の星野解放迫る総決起を
 70年安保・沖縄闘争は、体制の枠内に労働者人民の闘いを止めようとする社共、とりわけ労働者自己解放を否定するスターリン主義のクビキから自らを解放した青年労働者・学生・労働者人民が、労働者自己解放・人間解放の勝利の確信を深め、ベトナム戦争反対、沖縄基地固定・強化に反対し立ちあがりました。
 星野弾圧は、無期の重圧と分断によって、闘いと主体の破壊を狙うものです。
 それとの闘いは、①ごまかしを持ち込まず、本当に勝利する力・主体を獲得する。②全ての闘いを分断をのりこえ一つに共有し団結し闘うことによって、③労働者自己解放=人間解放の力を深め磨き勝利していく。すなわち階級的労働運動・国際連帯の闘いと一つに、全証拠開示、再審・無罪・解放をかちとる。そして無実・正義の星野を直ちに解放せよの闘いとして、無期の終身刑化・獄死化絶対反対、即時釈放を更生保護委員会に迫り、それを力に裁判所に対してこれ以上引き延ばさず、直ちに無実の星野の全証拠開示、再審・無罪・解放を迫る闘いとしてかちとっていく、という方針をうち立てました。
 階級的労働運動・国際連帯の闘いと星野闘争を一体に闘い、1万人から10万人、そして100万人の決起の力で勝利しよう。