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議員、宗教者、経営者が要望書星野さんは取り戻せる
更生保護委闘争が山場に

第 7 回 申 し 入 れ
要望書は2462人分(累計4406)を提出しました

 4月24日、四国地方更生保護委員会へ星野さんの解放を要求して、第7回目の申し入れを行いました。4月の人事異動で委員も事務局も変わり、対応したのは磯久隆夫調整指導官でした。要望書は2462人分(累計4406)を提出しました。星野さんの仮釈放を決定するように、全力で申し入れました。

  星野さん解放を申し入れ7回目 公平・公正で透明性ある審理を

 最初に星野暁子さんが「請願書」を読み上げました。「文昭が帰ってきたらいつでも一緒に生活できるように準備しています」と述べ、アパートの大家さんが「星野文昭さんとの同居を認めます」と記載した書面も併せて提出しました。
 続いて、いとこの誉夫さんが、「星野文昭とはいかなる人間か」「私たち家族は、どんな思いで文昭君の解放を願っているのか」等を丁寧に伝えました。
 酒井健雄弁護士が弁護団の「意見書」の内容を明快に提起しました。第1に2009年の法務省通達は「仮釈放審理の透明性を向上させ」とあり、仮釈放制度の運用の積極化のために出されていること。第2に仮釈放の審査に検察官へ意見を求めることは不要であることです。
 午前中に星野さんと接見した和久田修弁護士が、「星野さんは3年間無事故のバッジを4個つけている。星野さんに会えば、人柄も生き方もすぐわかる」と迫りました。
 岩井信弁護士は「仮釈放審理が公平・公正に行われるべき。そのためには審理の透明性が必要。星野さんにこそ審理の状況を伝えるべき」と要求しました。
 共同代表の狩野満男さんも、香川の吉田康彦さんも星野解放の思いを保護委にぶつけました。
 磯久調整指導官は「個別案件には答えられない」「前例がないことはできない」「通達通りに実施している」と緊張した面持ちで繰り返すばかりでしたが、私たちの思いは伝わったと思います。
 最後に鈴木達夫弁護士が、6・3全国集会とパレードを通告しました。
 この日に提出した要望書は2462人分(累計4406)で、国会議員、地方議員、弁護士、学者等も多く含まれており、保護委側の机にうず高く積まれた要望書は圧巻でした。
 さらに、「ブラインド・タッチ」の感動的な上演、各地の絵画展の様子、また、全国の仲間が書いてくれた「意見書」など多数を提出しました。星野さんは無実です。無実の星野さんが43年も投獄され、30年間も服役させられているのは、耐え難く惨いことであり、国家が犯している犯罪に外ならず、絶対に許せません。星野さんは今すぐに解放されて当然です。
 星野さんの解放を求めて要望書を集めましょう。6・3高松集会とパレードに総結集しましょう。




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