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熱い支援が全国に広がる 高松集会で星野さん解放
星野新聞52号から
  「獄中43年を絶対に許さない」「監獄に入るべきは、星野文昭さんではなく、安倍晋三だ」という熱い支援が全国に広がっています。その熱気が要望書となって押し寄せています。新聞に意見広告を出すという、新たな挑戦を行います。6月3日、星野さん即時解放を求めて高松に行こう。 

 星野文昭さん解放の正念場を迎えました。2月末には、保護観察官が星野さんに面接しました。更生保護委員会が星野さんの仮釈放を決定するかどうかの重大局面が来ています。できることすべてを前倒しで実現し、6月3日、高松市に集まろう。
 星野文昭さんと暁子さんをモデルにした「ブラインド・タッチ」を作・演出した坂手洋二さんは、「この企画は奇跡を起こすためにのみ、存在しうる」とブログに書きました。その「ブラインド・タッチ」自身が、すでに奇跡を起こしています。
 2週間にわたって劇場は満席になり、千数百人が文昭さんと暁子さんの闘いに触れました。『朝日新聞』に2回、『日刊ゲンダイ』に1回、記事が掲載されました。女優の渡辺えりさんや浅丘ルリ子さん、舞台美術家の妹尾河童さんが観劇し、浅丘さんはスタンディング・オベーションで感激を表現しました。
 改憲・戦争阻止大行進の3・25集会で狩野満男さんが発言したように、今や星野さん解放は奇跡ではなく、現実の闘いになっています。
 安倍政権はウソの上にウソを重ね、底無しの腐敗をさらけ出しています。森友・加計学園、あるいは自衛隊の日報隠しなど氷山の一角にすぎません。安倍政権はどこまでも真実を隠蔽し、労働者民衆の闘いを治安弾圧の強化で圧殺して、改憲・戦争攻撃を進めようとしています。さらにそれと一体で、「働き方改革」関連法案を今国会において
強行成立させようと狙っています。
 これらに対して、「もうガマンできない」という怒りが全国で燃え上がっています。安倍政権の支持率は急落し、改憲にも、自民党総裁3選にも赤信号がともっています。JR総連の崩壊と連合の改憲勢力化に対して、労働者の怒りを真に組織する労働運動が大飛躍する情勢が来ました。その発展の中に、星野文昭さんを始めとする仲間の解放があります。
 連日、星野事務局に要望書が届いています。速達で送ってくれる方も少なくありません。その1枚1枚に、「これで星野文昭さんを解放する」という熱気と執念がこもっています。
 これまでに6回、四国地方更生保護委員会への申し入れ行動を行って来ました。7回目は、4月24 日です。毎回、提出する枚数が増え、累計は3100人を超えました。
 大島九州男参議院議員が署名し、国会議員は5人になりました。
 まったく新たな挑戦として、新聞に意見広告を出します。無実の星野さん即時解放と6・3高松1000人集会・パレードを数百万人の民衆に訴えます。香川県で6割のシェアを持つといわれる『四国新聞』と『朝日新聞』大阪本社版を予定しています。
 意見広告にかかる費用は約1000万円という見込みです。その費用はすべて労働者民衆からのカンパでまかないます。その挑戦自身が、星野闘争をさらに大きく飛躍させます。カラーチラシができました。全国で活用してください。絵画展や集会で配布して、意見広告をアピールすると共に、星野文昭さん解放のための取り組みを訴えよう。
 絵画展は、今年も全国で開かれ、初めての場所でも、次々に開催されています。星野さんの絵と暁子さんの詩は、来場者の心を一瞬にしてつかみ、その場で要望書を書いてくれます。
 6月3日には、更生保護委員会がある高松市で1000人集会とパレードを行います。全国から集まり、高松市を「星野さん解放」一色にしよう。



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