TOPページへ ! 
海外から星野解放へ要望書
 ブラジル・コンルータスとアメリカのキャロル・セリグマンさんから、四国地方更生保護委員会宛の要望書が送られてきました。その要望書の抜粋を紹介します。国際連帯の力で星野さんを解放しよう。
  画像をダウンロードするには、ここを右クリックします。プライバシー保護を促進するため、この画像はインターネットから自動的にダウンロードされません。
 
         アメリカ・キャロルさん
 アメリカで政治犯や受刑者救援を闘っている。ムミア・アブ= ジャマルや無実の死刑囚ケビン・クーパー救援の中軸となっている。2011年サンフランシスコの星野絵画展や集会を共に闘った。

 私は、星野氏投獄とその継続は、彼が沖縄返還協定反対のデモの一隊を指揮したが故の政治的理由を動機とするものだと確信せざるをえません。
 私はアメリカの反戦・社会正義活動家として、星野氏が1971年に戦争と核兵器に反対してデモをしたことをもって彼への残酷な処遇が行われていることに憤激しております。
 無期懲役判決を受けた受刑者は、刑務所内で死亡する者の方が、仮釈放される者より多くなっています。米国において、これは「緩慢な死刑」―残酷で異常な刑罰とみなされる事態です。
 冬の過酷な寒さと夏の過酷な暑さは、受刑者の日々の生活を極度に危険で生命を脅かすものとしています。
         ブラジル・コンルータス
 戦闘的・階級的労働運動をめざすナショナルセンター。
「帝国主義戦争と沖縄米軍基地に反対し立ち上がったが故に、44年間も獄中に拘束されている星野文昭さんと共に」闘う決意を表明している。

 徳島刑務所に収監されている星野文昭さんは無実であり、解放されなければなりません。逮捕から44年もの間、無実でありながら囚われてきたのです。
 彼は政治的な理由で投獄されていると考えざるを得ません。さらに、徳島刑務所は気候の厳しい地域であるにもかかわらず、刑務所当局は受刑者の房への冷暖房設置を拒否しています。
 まさに記録的な猛暑であった今夏にも、徳島刑務所は星野さんを低層階から太陽の熱を直接受ける最上階の房へと移動させました。彼に対するこのような処遇は、日本国憲法第36条に違反し、人権をはなはだしく侵害するものです。星野さんの釈放を望みます。