海外から星野解放へ要望書 |
ブラジル・コンルータスとアメリカのキャロル・セリグマンさんから、四国地方更生保護委員会宛の要望書が送られてきました。その要望書の抜粋を紹介します。国際連帯の力で星野さんを解放しよう。 |
私は、星野氏投獄とその継続は、彼が沖縄返還協定反対のデモの一隊を指揮したが故の政治的理由を動機とするものだと確信せざるをえません。 私はアメリカの反戦・社会正義活動家として、星野氏が1971年に戦争と核兵器に反対してデモをしたことをもって彼への残酷な処遇が行われていることに憤激しております。 無期懲役判決を受けた受刑者は、刑務所内で死亡する者の方が、仮釈放される者より多くなっています。米国において、これは「緩慢な死刑」―残酷で異常な刑罰とみなされる事態です。 冬の過酷な寒さと夏の過酷な暑さは、受刑者の日々の生活を極度に危険で生命を脅かすものとしています。 |
徳島刑務所に収監されている星野文昭さんは無実であり、解放されなければなりません。逮捕から44年もの間、無実でありながら囚われてきたのです。 彼は政治的な理由で投獄されていると考えざるを得ません。さらに、徳島刑務所は気候の厳しい地域であるにもかかわらず、刑務所当局は受刑者の房への冷暖房設置を拒否しています。 まさに記録的な猛暑であった今夏にも、徳島刑務所は星野さんを低層階から太陽の熱を直接受ける最上階の房へと移動させました。彼に対するこのような処遇は、日本国憲法第36条に違反し、人権をはなはだしく侵害するものです。星野さんの釈放を望みます。 |