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申 入 書


   徳島刑務所長   葛西康弘殿
   2014年10月9日
    家族・星野暁子





 私の夫星野文昭の肺に現れた症状について、貴刑務所が迅速に検査を実施したことを文昭から聞きました。
 CTスキャンの結果、肺に見られた影が腫瘍ではなく、肺炎の痕跡であることが分かり、ひとまずは安心しています。

 星野文昭は40年の長きにわたり獄中生活を強いられています。40年間も自由を奪われていることが、どれほど心身を傷つけているかを考えると、文昭の生命、健康に関する問題を、これまで以上に重視する必要を痛感しています。

 文昭は、今年、68歳になりました。貴刑務所においても、文昭を始めとする受刑者の健康と生命を守るために、人間的な配慮に満ちた医療を実施していただきたいと思っています。
 今後とも、文昭の症状に注意を払い、必要な検査と治療を実施していただくようお願いします。


 
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