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徳島刑務所長による請願行動の制限に抗議する
「今回より、請願時の面談は行わない。書面の受けとりのみとする」とする通告
     経緯と抗議文 

経 緯
 6月9日、刑務所に処遇について請願を行ってきました。夏に向けての暑さ対策と、食物アレルギーでの食事の対応の件です。この間の面会で、治りかけていた湿疹が、鯖アレルギーで悪化しているとのことです。
 医師による診断で、薬を増量してまず湿疹を治すことに努めるとのことです。

 請願書を、暁子さんと徳島救う会元木代表、仙田事務局長でもっていきました。なんと!本田庶務課長が待合室に来て「今回から、請願はここでの書面受け取りのみになりました。応接室での面談は行いません。必要なことは書面に書いてください。徳島刑務所長の決定です。」とのこと。
            以上 徳島・星野文昭さんを救う会からの報告
 抗議文宛て先
 〒779-3133 徳島市入田町大久200-1
           徳島刑務所長   宮本祐康


 

 抗 議 文
                    2016 年 6 月 9 日
                徳島・星野文昭さんを救う会
本日 2016 年 6 月 9 日、徳島刑務所長が出した所長決定に、私たちは強く抗議します。即時、白紙撤回を求めます。

請願行動に、所長は「今回より、請願時の面談は行わない。」「書面の受けとりのみとする」と通告してきました。長年にわたり、請願には応接室に通し、請願者と面談し、質問に答え、意見を聴きとる対応が行われてきました。口頭のみの請願もありました。

受刑者への生命の安全問題である「熱中症死亡事故対策」、「アレルギー・ショック対策」での請願です。それを今回、面談拒否の決定をしてきたことは、安倍政権の追い詰められた姿をしめしています。「面談拒否」で、受刑者家族・獄外一般社会からの請願や意見を「遮断し、閉じこもり、踏みにじる」決定です。

これと同じことが、目の前で発生しています。沖縄・元海兵隊の女性殺害事件と米軍基地への怒り、原爆慰霊碑へのオバマ大統領の核発射ボタもちこみへの怒り。原発再稼働、放射能汚染地域への JR 常磐線の延伸、帰還強制。これらの怒りに、安倍政権は1%の富裕層代表として遮断し、閉じこもり、踏みにじる事が繰り返されています。「面談拒否」決定は、安倍政権の腐敗、政権崩壊と同根です。

私たち星野さん救援会は、 70 才で無実の星野さんを取り戻す決意です。
徳島刑務所包囲デモ、全国連鎖絵画展、 2 / 19 、 4 / 26 請願行動を積み重ねてきました。そして 6 月 19 日の東京・星野全国集会、 9 月 4 日の第 4 波徳刑デモをたたかいます。これらは、日本での国鉄解雇撤回闘争はじめ、韓国、フランスでの労働市場改悪反対の世界のゼネラルストライキと一体です。

生命の安全さえ「面談拒否」とした所長決定に、私たちは私たちの決意と団結をもって獄中の仲間の生命をまもり、取戻します。