直にち解放の声倍加させ勝利を
2019年1月1日
星野文昭(徳島刑務所・在監44年)
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昨年1年は、星野解放へ向け、全国での絵画展と要望書が強力な広がりをつくり、2度の西・東の全国紙での意見広告でインパクトが大きい風穴を空け、そして、家族・弁護団・友人そして、小森龍邦さん、角田義一さんはじめ強力な月1回の申し入れをかちとって、更生保護委員会に生半可な審理をできない状況を強いています。彼らは、これまでの審理の現状や星野のもつ重要性から、できれば形式だけ審理したことにして、正面から向き合った審理をせずに済ませればそうしたいと思っていたのは間違いありません。しかし、私たちのこの1年の闘いは、生半可な審理で済ますことなど許さない状況を作り出しています。
そもそも、沖縄の思いと一つに基地の無い沖縄を、戦争の無い世の中を求めて立ちあがったことは、人間として非難されることは何もないことです。そして一点の曇りもなく殴打や火炎ビン投てき命令をしていないくて無実なのに、無期31年、獄中44年を強い続けることなど絶対に許されることではありません。裁判所・検察庁・刑務所から独立した解放のための行政委員会である更生保護委員会がこれに加担することは許されない。直ちに解放を決定すべきだという声を、絵画展・要望書・申し入れ、集会・デモを2倍、3倍にして、日本中、世界中に広げ、絶対に解放をかちとりましょう。
今、一握りの資本家が富をむさぼり、世界の労働者民衆に強搾取、生活苦、戦争を強いることに対して、日本や韓国、世界中の労働者民衆が一つに団結して立ちあがっています。搾取、生活苦、戦争しかもたらさない資本家とその政府の時代を終わらせ、労働者民衆が社会の主人公となって、誰もが力を合わせ人間らしく生きられる時代をたぐりよせて、それと一つに勝利しましょう。