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星野文昭さんのメッセージ


2018年7月22日全国総会メッセージ
 2018年7月22日
星野文昭(徳島刑務所・在監43年)
                                                     
無実で獄中43年の星野を取り戻そう
 6・3、全国から1000人が集まり、無実で獄中43年の星野を解放しようと訴えた闘いは、星野と共に闘い星野解放をかちとっていくことを取り組むことを通して、自らと全ての労働者民衆の本来の力を甦えらせる、どんな困難があっても団結した力で社会を変え、人間本来の社会を実現する本来の力を甦えらせる、そのような画期的情勢を開いています。
 どのような弾圧が襲いかかっても、解放に未来をかける沖縄の労働者民衆と一つに闘うことによって、どこまでも労働者民衆自身の自己解放・人間解放の力を信頼し、その団結の力で、弾圧を打ち砕き、沖縄、星野、国鉄、国際連帯、諸闘争に勝利し、資本・権力、1%が富を貪るために労働者民衆に過労死するほど働かせ、戦争で殺し合いさせる社会を打ち倒し、人間労働、人間的共同性を奪い返し、誰れもが人間らしく生きられる社会を発展させていくという闘いは、無限の力をもっており、今、地に満ちる全ての労働者民衆の怒りと結び解き放ち、総決起を勝ち取っていく力をもっています。

搾取も戦争もない社会を
 6月と7月は、ロヒンギャ難民の少女と沖縄・阿嘉島の海の絵を描きました。沖縄の絵は、平良修さんの講演に応え、是非、改めて描いてみたいと思い描いたものです。
 私が沖縄闘争に立ちあがったことで、私は人間になることができたし、今もそのことを深め闘い日々前に進んでいることを平良さんが深く受け止め、沖縄の真の解放は、差別・分断をのりこえ、一つに団結して沖縄に基地戦争の災厄をもたらしている根幹、日米安保と現体制を変革することだと呼びかけられたことに、応えたいという思いを絵としても描きました。

星野解放闘い時代開く力を
 11・14を沖縄と共に闘うことによって、人間として、労働者民衆としての魂と力を取り戻し、それへの大弾圧に一歩も引かずに11・14で始めた闘いを継続し、発展することを体現し、その闘いを、国鉄・諸闘争・国際連帯の闘いと共に、一体に闘っていることに心からの誇りをもっています。私たちの闘いとその力に100パーセントの確信をもっています。
 今、6・3をテコに絵画展・要望書・署名を軸に「無実で獄中43年の星野を取り戻そう」の星野解放を訴え、取り組むことによって、その星野の闘いを自らのものとして、星野解放と共に今の時代を開く力、本来の力、革命の力を獲得し共に前進していることが、圧倒的な勝利の道を開いています。
 更生保護委闘争、再審闘争を一体に闘い、星野解放闘争に勝利しよう。