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星野文昭さんのメッセージ


2018年6月3日全国集会メッセージ
        懲罰許さず星野解放を
 2018年6月3日
星野文昭(徳島刑務所・在監43年)
 

 今、安倍・トランプが1%のために過労死と戦争を労働者民衆に強いる中で不正腐敗を極めている社会を、労働者民衆の団結の力、闘いで変え、労働者民衆が主人公となって誰もが力を合わせ人間らしく生きられる人間本来の社会を実現する歴史的扉を私たちは開いています。
 その中で、戦争に反対し、沖縄闘争を闘って無実の無期・43年投獄を強いられている星野の解放の闘いが広く力を結集し大きく高揚しています。
 無実で43年投獄の理不尽極まりない攻撃に怒り、星野解放をかちとる闘いが私たち全ての未来を開く闘いとして、本日の6・3をテコに大きく高揚を勝ちとり勝利を開きましょう。
 先日、徳島刑務所がバッグ製作の新事業の疲れからくる生活上のミスを理由に懲罰を加えたことは、人として当たり前に生きることそのものを否定するものです。今日の新自由主義国家が改憲・戦争、総非正規化によって、人が働き生きることを全面的に否定するものと同根であり、許せません。労働者民衆は力を合わせ誰もが人間らしく生きられることによって最も深く満たされるが故に、それを求め実現する力をもっています。それによって力を合わせ、誰もが人間らしく生きられる人間本来の社会をどこまでも発展することもできます。

ゼネストの力で人間らしく生きる社会を
 資本・権力が労働者民衆を搾取・収奪の対象とし、その本来の力を奪い奴隷化しようとしても、労働民衆が労働を担い、生活を担い、その本来の力をもつ社会の真の主人公であることを、労働者民衆が生きていることそのものを奪うことは決してできません。
 そして今、資本と権力、安倍が1%と身内の利益を第1にして、国家とその担い手を私物化・私兵化して不正・腐敗を極め、労働者民衆に改憲・戦争、過労死・総非正規化を強い、人が人として生きることを否定するまでに至って、その存在価値を失っています。
 この時に、その存在そのものを許さない絶対反対の立場にたって、本来の誇りと力を甦らせ、社会の真の主人公として社会を動かす労働者民衆が団結して闘い、団結を拡大発展し、国際連帯の力、ゼネスト・総決起で安倍・トランプを資本・権力を倒して団結のうちに、本来の力を奪い返して、誰もが力を合わせ、人間らしく働き生きることを発展させていくことが、今の時代の希望・目標に、全ての労働者民衆の希望・目標になっています。
 それを体現しているのが、JR総連・連合が命脈が尽きているなかで、労働者民衆全体の未来を開く階級的労働運動-国際連帯の闘いであり、改憲・戦争阻止大行進の運動であり、沖縄闘争・諸闘争であり、星野解放の闘いです。
その闘いに全ての労働者民衆の結集を呼びかけ、団結を組織し、闘う労組、闘う運動体に組織し勝利を手にしていこう。

星野とすべての労働者民衆の解放を!
 戦争・沖縄基地に反対し、人間解放に立ち上がって闘いへの無実の無期・43年投獄という許し難い労働者民衆への攻撃への怒りを解き放ち、星野解放をかちとり、団結し勝利する力、人間本来の力を奪い返しましょう。
 星野を取り組むことが本来の自分、前向きで積極的な力を合わせ未来を開いていく自分を取り戻す、今の安倍への怒り、理不尽への怒りを甦らせ、自分たちの力で未来を開く運動になっていることに一番励まされています。この運動を全社会的に、すべての労働者民衆のなかにもっともっと広げ発展し、自らの本来の力、団結した力、星野を解放する力、改憲・戦争を阻止し、人間本来の誰もが力を合わせ人間らしく働き生きる社会を奪い返す力を手にしていきましょう。そうして、星野と自らとすべての労働者民衆の解放をかちとりましょう。