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星野文昭さんのメッセージ


2018年1月新年メッセージ
        星野・大坂解放闘争と人間的解放闘争の勝利を
   
 2018年1月
星野文昭(徳島刑務所・在監43年)

 星野解放をはじめ、私たちの団結の発展を力に労働者民衆の自己解放・人間解放をかちとっていく運動は、多くの困難をのりこえることを糧に、今年はその実現へ大きく飛躍しようとしています。
 沖縄基地を無くし、戦争・搾取・貧困を無くし、労働者自己解放を通した人間解放をかちとるために、大坂正明・奥深山幸男君はじめ青年学生と共に立ち上がり、それへの大弾圧を打ち破り、その発展をかちとっている星野闘争と階級的労働運動は、今日の資本のために労働者民衆に搾取・戦争・貧困を強いる以外になくなっている時代に希望と闘いの結集軸になっています。
 社会を動かしている労働者が団結し闘えば支配権を握ることができ、職場・地域も世の中も変えることができる。資本・政府を倒し、人間労働・人間的共同性を奪い返し全面的に発展することができる。その闘いが今日の労働者民衆の希望と闘いの結集軸となり、それが星野解放闘争と階級的労働運動=労働者自己解放闘争を通した人間解放の展望を大きく開いています。

◆再審闘争と更生保護委闘争を統一的に
 絵画展・署名・救う会拡大をかちとることによって証拠開示を求め、再審・無罪・解放をかちとる闘いを発展させてきました。そしてそのことを土台に更生保護委闘争に挑戦してきました。そのなかで再審闘争と更生保護委闘争を統一的に相互促進的にかちとっていく道を切り開いてきました。無実の星野のこれ以上の無期執行を許すな! 直ちに解放せよ! を合言葉に無期執行30年超え、終身刑化・獄死を許すな! 直ちに解放を! の更生保護委闘争に勝利し、それをテコに全証拠開示・再審・無罪・完全解放を高裁に迫る再審闘争に勝利しよう!
 昨年の闘いを通して、資本主義が巨大な過剰資本を抱え、それでも利潤を貪るために労働者民衆に生きられない命を奪うほどの搾取・貧困・戦争を強いる以外になくなっている。その正体を暴いて地に満ちる怒りと結びつき、労働者民衆の団結した闘いこそ資本主義とその政府を終わらせ、団結のうちに労働と共同性を奪い返し、誰もが力を合わせ人間らしく働き生きる人間本来の社会を発展させることができることを訴えた闘いが、韓国民主労総と共に国境をこえた労働者民衆の希望となり立ち上がる情勢を開きました。
 そして、その闘いを圧殺する星野無期を再審闘争を統一的に闘うことで覆し解放をかちとっていく道を開きました。そして昨年入退院後静養していた暁子が長期の多忙のなかで埋められなかったものを埋め、11・26で「人間解放を闘う星野と共に闘う」と発言し、闘いに復帰しました。
 これらを力にさらに飛躍し、星野・大坂解放闘争と労働者自己解放・人間解放闘争の勝利をかちとりましょう。