星野文昭さんのメッセージ |
星 野 文 昭(徳島刑務所在監 獄中41年) この間、安倍の安保戦争法に反対し、国会前はじめ全国で1000万人が立ち上がりました。一つに団結し、闘う力を体験した闘う主体として1000万人が登場したことは決定的です。この1000万人と共に戦争と新自由主義によって、1%のために99%を犠牲にする攻撃に、階級的な労働運動・国際連帯を牽引車として労働者人民自身の力、団結した力で打ち砕き、資本・権力を倒し、戦争・搾取・あらゆる理不尽の無い社会を実現していこう! という闘いとして、全世界の闘いと一つになり、歴史的な前進を、私たちは始めています。 このなかで戦争に反対し闘い、その闘いを圧殺する星野無期に勝利し解放をかちとる闘いが、この闘いと一つに発展し、勝利をかちとる展望を私たちは手にしています。 この間の全国50カ所をこえる絵画展と集会・街宣・オルグを通して星野闘争を闘い、広く人々とつながり、団結の力で戦争、搾取の無い社会をめざす闘いへの苛酷な無期弾圧をどこまでも労働者人民の力を信じ団結した力で覆し、闘い全体に勝利していくなかで人間本来の力を手にしている私たちの闘いが、感動と希望をもって受け止められ、闘いを一体に勝利に向け発展させています。 そのように星野闘争に勝利しよう。全ての闘いと一体に闘い勝利しよう。 戦争反対・安倍打倒に1000万人が決起 安倍政治の戦争と労働者人民殺しの正体は隠しようもありません。金正恩体制打倒と民主労総圧殺・専制支配の「5015」朝鮮侵略戦争が米日韓支配階級・政府によって目論まれています。そして、中谷防衛相は、韓国の同意なしに自衛隊を北朝鮮に派兵できると安保戦争法の正体をむき出しています。安保戦争法は「自衛・存立」の名で、必要とあればどこにでも自衛隊を派兵し戦争するものです。 そして、11・14パリは、帝国主義侵略戦争の泥沼化・破綻化をさらに示していま す。戦争を進める自国政府打倒が問われています。米欧日帝国主義・大国は、搾取の末に巨大な過剰資本・生産力を生み、恐慌中の恐慌を深めつつ、なお資本間・国家間の対立を激化させ生き延びるために、争闘戦を経済的・政治的・軍事的対立を激化させつつ、中東・東アジア・ウクライナをはじめ戦争を泥沼的に激化させています。同時に資本がどこまでも労働者人民を犠牲にして金儲けをむき出しにしています。派遣法はじめ労働法制の改悪、国鉄分割・民営化以来の民営化・外注化・非正規化によって、首切り自由・賃下げ・安全破壊、さらに増税・年金破壊、医療福祉・介護破壊を激化させています。経済指標でも、内部留保年8%と資本が肥え太る一方で、非正規が4割にまで増え、賃金が下がり、貧困化が進み、生活保護が増え、6割が生活が苦しくなったと訴えています。 福島に被曝を強制しつつ平気で再稼働=事故再発を進めています。圧倒的な反対を踏みにじり辺野古基地建設を強行しようとしています。市東さんの農地を取り上げ、軍事空港化を強化しています。こうした攻撃に反対し立ち上がる闘いを圧殺しようとする星野無期はじめ弾圧を強めています。 このような戦争と新自由主義=労働者殺しに対する怒りを一つに、戦争反対・安倍打倒に1000万人が立ち上がり、一つに団結し闘うことの力を体験した闘う主体として登場したことは決定的です。 労働者人民が主人公になる社会は実現できる 1%の資本家階級が、どこまでも肥え太るために99%の労働者人民に生きられない生活苦を強い、戦争さえ強いることへの怒り、この現実を変え人間らしく生きる社会への希求、闘う意欲は地に満ちています。一歩もゆずらず、自らと仲間、労働者人民の力、全てを生み出し社会を動かしている労働者人民が団結し立ち上がり闘えば絶対に資本・権力を倒し労働者人民が社会の主人公となって誰もが人間らしく生きられる人間本来の社会を実現できるのです。 星野・動労千葉・水戸―動労総連合はじめとする階級的な労働運動・国際連帯の闘い、星野闘争と一体のこの闘いを軸に、国境をこえた労働者人民が一つに団結して自国政府・資本家階級を倒し、労働者人民が社会の主人公となって、戦争・搾取・貧困、あらゆる理不尽の無い社会を実現していく闘いを発展させていく、そこに私たちの勝利も未来もあることを確信をもって訴え、闘いを組織しましょう。 職場・学園・地域で、労働者人民、誰もが団結することで世の中を変える力をもっていることをどこまでも信頼し、学び、宣伝、煽動、オルグし、闘う団結を闘いを通して拡大・発展させ、ストライキ・ゼネスト・総決起を実現し、戦争・新自由主義-首切り・非正規化・生活破壊を打ち砕き、資本・権力を倒し、労働者人民が主人公となる社会を必ず実現しましょう。 そして、この闘いは、帝国主義・大国・新興国はじめ、戦争・新自由主義、貧困・生活苦・様々な理不尽を強いられ、怒り、苦闘し、闘いに立ち上がり、そうして団結した力で資本家階級・支配階級を倒し、全てを奪い返して、文字通り、労働者人民の手で誰もが人間らしく生きられる社会を創造し、発展する闘い(世界革命)と一つの、それそのものの闘いなのです。私たちの闘いの全ては、日々、その闘いを担い、発展させ、勝利をかちとっていく闘いなのです。この真に意味のある、価値創造的な闘いに全人生、全力を投入して、自らと全ての労働者人民の人間性、共同性、創造性・力を、日々養い無限に発展させ、勝利していきましょう。 星野のように闘おう! この間の全国50カ所を超える絵画展と集会・街宣・オルグのなかで星野(私と暁子)の存在と闘いに、誰もが驚き、感動し、希望と勇気を得ているという実感を感じていることと思います。 星野無期を許さないことが戦争を許さないことです。戦争と新自由主義によって殺されることを許さないことです。 そして、星野のように闘うことによって、戦争と新自由主義との闘いに勝利できることを深く確信できるし、その力を手にすることもできるのだと思います。 1%が生き延びるためにどこまでも争闘戦を激化し、生きることさえできなくし、戦争さえ強い、全てを奪うのが今日の安倍政治であり、戦争・新自由主義です。星野無期もそれに反対する闘いを圧殺して、それを貫こうするものです。 これとの闘いは、国鉄闘争がそうであるように、全てを奪おうとする攻撃に、全てを奪い返す闘いとして、一歩も引かない絶対反対を貫き、自らと家族・仲間と労働者人民の誇りと力をとことん信頼して、それによって団結し、闘いを通して、団結(愛・絆)を拡大・発展して、この攻撃・星野無期-戦争・新自由主義を打ち砕いて、世の中を変えていく、そのようにして日々勝利を手にしている闘いです。 そのように安倍政治、戦争、新自由主義との闘いに1000万人が立ちあがり、2000万人が立ちあがることを考えたという情勢のなかで、戦争に反対し闘ったことを理由に無期・41年投獄を強いられ、それに屈せずどこまでも団結と愛・絆の力で共に未来を開いている星野を1日も早く解放しよう! 100万人全証拠開示署名をかちとり再審・即時釈放をかちとろう! という闘いが一体となって、情勢を大きく切り開いていくものになっています。 この1年、さらに全力で大きな飛躍、発展をかちとっていきましょう。 星野再審開始・即時釈放を 私の無期判決を支えているのは、公判で本人によって誘導・強制されたと証言し覆されている虚偽の供述しかありません。しかし、既に一郎丸写真・三宅鑑定によって、当日私が持っていた棒に殴った痕跡が無いことが明らかになり、またそのことによって私が殴っていた証拠とされるK供述の「激しく殴っていた」という人物のきつね色上下の服が、私の当日の薄青の服とは全く別であり、その殴っていたと供述している人物が私と全く別の人物であることが一層明白になっています。 このことだけでも私の無実は明らかであり、再審・即時釈放を裁判所は決めなければならないのです。 先日、A供述等誘導・強制によって虚偽の供述を作成した検察の中心だった中津川彰が所属する橫浜弁護士会から選任手続きもなしに弁護活動をするなど不公正なやり方と脅迫という不法行為によって懲戒処分を受けていたことが発覚しました。中津川が取調室で父親をそそのかして殴打させ、黙秘を続けていたAの黙秘を解かせ、後に公判で証言したように、現場で誰か判らなかった「火炎びんを投げろ」の声が星野だったと供述させたということそのものが、改めて不公正・不正なものとして徹底的に弾劾すべき対象になったということです。 そしてこのことは、中津川などによって誘導・強制によって虚偽の供述が作られたものだということ、信用性そのものが無いことを満天下に明らかにするものです。確定判決の根拠となった供述の信用性そのものが崩れたのです。このことからも私の無実は一層明らかであり、再審・即時釈放を裁判所は決めなければならないのです。 安倍政治、戦争と新自由主義との闘いに1000万人が立ち上がっていることと結合して、労働者人民の団結した力・ストライキ、ゼネスト、総決起によって安倍はじめ支配階級を倒し、私たち労働者人民の手で戦争、搾取、貧困・理不尽の無い誰もが人間らしく生きられる社会を実現する闘いを困難をのりこえることを糧に、絶対にやり遂げましょう。 それと一体に、戦争に反対し無期・41年投獄を強いられている星野を1日も早く解放しよう。全力で100万人全証拠開示、再審・即時釈放をかちとろう。共に全力で闘い勝利する力を手にしていこう。一人一人が星野となり、暁子となり団結し闘い勝利しよう。 |