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星野文昭さんのメッセージ



    3・25三里塚闘争へのメッセージ

                                          星野文昭(徳島刑務所在監)

 2・5徳島刑務所包囲闘争には、全国労組交流センター、星野全国再審連絡会議を先頭に、三里塚反対同盟はじめ、全国から600名が、共に星野解放をかちとる熱い声を届け行動することで、一切の壁、分断をうち破って一つに世の中を変え、星野解放をかちとるため、共に闘い、共に未来を開く画期的地平を開くことができました。

 三里塚闘争の位置は決定的

 今や、全世界で1%が99%の仕事、生活、生命を奪うことに対して青年を先頭に、怒り、立ちあがっています。そのなかで、労働者人民の団結した決起の砦として三里塚闘争の位置は決定的です。
 今、世の中の基本動向は、資本が労働者からの搾取の末に過剰化して大恐慌・大失業を引き起し、なお、国家権力が資本を救済するために膨大な財政を投入することで、国家財政が破綻し、そのなかでの資本・国家間の利潤・延命のための死闘は、国鉄分割・民営化に続き、公務員・公的部門を標的にして、労組・団結を破壊し、民営化・外注化-首切り・非正規化することで職場を破壊し、それによって全住民・全労働者人民の教育・医療・年金・福祉・全生活をも破壊し、そうすることで全労働者人民の団結を破壊し、全職場・全生活を破壊するということにあります。
 そして、原発事故と再稼働、「復興特区」、TPP、沖縄・三里塚の基地・侵略拠点強化、日米安保と戦争は、資本の利潤と延命のために、労働者の職場だけでなく農民から農地を、漁民から漁場を奪い、全労働者人民の仕事・生活・生命の全てを根こそぎ奪おうとしています。それが、野田・橋下がやろうとし、全世界で新自由主義がやろうとしていることです。

 星野解放をかちとり共に未来を開こう

 このことに対して、全世界で労働者と人民は、生きるために闘いに立ち上がっています。怒りを解き放ち、その本来の誇り・力を解き放ち、生産を担い社会を動かしている労働者が、農・漁民・全ての勤労階級が団結して立ち上がれば、資本・権力を打倒し、労働者人民が主人公の社会を、必ず実現することができます。
 動労千葉・国鉄全国運動を軸に、民営化・外注化-首切り・非正規化-新自由主義と闘う拠点を築き、それと一つに、三里塚闘争が労農同盟によって、その闘いを、農・漁民はじめ全勤労階級へ広げて拠点を築いています。
 市東さんの闘い、反対同盟の闘いを守り、その闘いの陣形を発展させ、資本・権力の利潤と延命のために全労働者人民がどうなってもいいという新自由主義に対して闘う陣形を、階級的労働運動を基軸に全労働者人民の総決起をかちとるものとして実現しましょう。 国鉄、反原発・反失業、沖縄・三里塚を基軸にした闘いを通して、あらゆる分断をうち破り、団結を拡大し強化し、帝国主義資本・権力を打倒し、労働者人民の手に全てを奪い返し主人公となって、本来の解放性・共同性・創造性を解き放ち、全ての働き生きる職場、地域、全世界を誰もが人間らしく生きられるものにしていこう。
 労働者と全人民が本来持つその力を確信し闘うことを通して、解放性・共同性・創造性に満ち満ちた力を獲得し勝利しよう。

 その力で星野解放をかちとり、共に闘い、共に人間的喜びに満ちた未来を開いていこう。