2017年 3月28日~31日
星野は戦争阻止の拠点
3月28日
沖縄に行ったりしたので、2月の面会・差し入れ行動以来、1月半ぶりの面会だ。「もうすぐ桜が咲きそうだね」と言いながら、楽しい会話がはずんだ。終わり際に文昭は「ふたついいことがあったから、明日楽しみにしていて」と言った。
29日
いいことのひとつは健康問題だった。今月3日に採血があったようだ。「血糖値が183から90に、HbA1cは8・3から7・2になった。平均が5・5だから少し高めだけど。ステロイドは2日に1錠に減らした。糖尿の薬は朝夕継続して飲んでいる。糖尿の薬を飲むようになってから楽になった。ふらつき等もなくなった。野菜がおいしくないので、食べないようになっていたけど、片山さんが差し入れてくれた本を読んで、野菜を食べるようになった。筋トレ、増やしてやっている。不整脈は月1回ぐらいなので心配ない」と言っていた。
健康問題は気がかりのひとつだったので、本当にいい話だ。
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30日 もうひとつのいい話は「2月に、7年ぶりに仮釈放で出た人がいる。工場でいっしょだった人だ。本当によかった。
さらに昨日も獄中31年か32年の人に本面接があった。仮面接の後、本面接があると、たいていは仮釈放になる。今までそういう話が全くなかったために、向上心をなくし、憂さ晴らしをする生活に陥っている受刑者もいる。二人出られるという方向性ができると、皆の中に希望が生まれて、いい方向に行くのではないか」と文昭。
さらに「30年を越えて入れておくのは無理がある。20年前は、17年位で出していた。それを、20年、30年に受刑期間を延ばす。本人も家族も声を出しにくいことを逆手にとって、30年に延ばし、獄死させる。ましてや、無実なのに42年投獄。無期刑が終身刑化している中で、一生出さない攻撃を許すのか。裁判所にも迫っていくことが大事だ」と文昭は言った。
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31日 18日から20日の3日間、沖縄へ行ってきた報告をした。18日は「万人の会」の定例会に参加し、19日は国際連帯・共同行動沖縄の結成総会に参加した。平良修さんとも話をした。
20日には、辻川慎一さんと一緒に高江に行った。高江では一旦完成式をして、ヘリパットはできたことになっている。だが、そのためにずさんな突貫工事をしたため、今修復の工事をしており、座り込みは継続しているという話だった。
文昭は、「星野闘争は、71年の沖縄返還協定批准阻止闘争を闘っただけでなく、今の朝鮮侵略戦争を阻む拠点だ。これから星野としての沖縄闘争が重要になってくる。朝鮮侵略戦争を阻んでいるのが辺野古の闘いだ。それと連帯して闘うのが星野の闘いだ。いろんな事情はあるにしろ、われわれも辺野古の闘いを闘うことが重要だ」と言った。
この提起は重要だ。星野闘争はいま現在、基地建設を阻み、戦争を阻止する拠点になっていることをアピールしていきたい。
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