2018年 11月13日~16日
実家で生命宿る絵画展
11月13日 誉夫さんと一緒の面会。文昭は「56キロあった体重が夏に4キロやせて、今2キロぐらい戻っている。食欲不振は続いているので、ご飯にお茶をかけて無理に食べている」と言った。
米沢の実家の絵画展がとてもよかったことを伝えると、「僕だけじゃなくて、暁子の支援になっているのがうれしい」と文昭。
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15日 文昭は「風呂にゆっくり浸って胃を暖めると調子がよくなる。医者に言って漢方の薬をもらおうと思っている」と言った。
14日の更生保護委への申し入れについて報告した。「みんなの発言がよかった。特に元参議院副議長の角田義一さんは迫力があった。懲罰問題について『44年間の拘束の上での懲罰は拷問だ。保護委として独自の調査はやったのか?』と問い質した。健康問題についても、『独自の調査はやったのか?』と追及した。これに磯久さんが『心身の状況については仮釈放の条件に入っていない』と答えたことに、岩井信弁護士が『社会内処遇規則に心身の状況について調べなければならないと記してある』と指摘した。これは大きかったと思う。懲罰問題と健康問題を重視していくことを、みんなで確認したよ」と報告した。
また佐渡の荒井眞理さんが「亡くなった機動隊員の遺族の魂を救うためにも、文昭さんを仮釈放で出すことが必要だ」と言ってくれたこと、磯久さんが撤回して「更生保護委は皆さんの請願を受ける」と言ったことも伝えた。
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16日 「更生保護委は、法務省からも検察からも独立した機関であり、人の生命にかかわる仮釈放を審理するところなんだ。もし今回駄目だったとしても、仮釈放するべき条件は変わらないのだから、10年後とは言わず、更生保護委に申し入れを継続していくことはできると思う」と文昭。「いつ委員との面接があっても大丈夫だ」と言った。
米沢の実家での絵画展の話になった。母が亡くなって4カ月、空き家だった家に生命が宿るような絵画展になった。準備は山形と宮城。福島・秋田、東京からも参加があった。三つの部屋と廊下を使っての展示は、うまくいった。本家の国雄さんと娘夫婦、総本家の惣一さんと孫娘二人、お隣の慎ちゃん夫婦等、母のお葬式の時、私が文昭のことを初めて話したのを聞いてくれた人がビラを見て、来てくれたのだ。本家の桂子ちゃんは「文昭さんが素晴らしい人だから、たくさんの人が集まってくれるんだべ」と言ってくれた。文昭にその様子を話しているうちに時間切れになった。
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「空爆を受け、治療するシリアの少女」 |
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