労働組合 岡山マスカットユニオン第13回定期大会
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   星野文昭さんの虐殺を徹底弾劾し星野さんの遺志を継ぎ
        大坂正明さん奪還闘争をたたかいます


 2019年5月30日、星野さんの生命は国家権力によって奪い去られた。
 私たちは星野さんを虐殺した国家権力を絶対に許さない。沖縄奪還、安保粉砕・日帝打倒をかかげて命がけでたたかい、獄中44年を生き抜いた星野さんの遺志を引き継いで、星野さんのようにたたかうことを誓う。
 星野文昭さんは1971年11月に渋谷で闘われた沖縄返還協定批准阻止闘争の過程で起こった警官1名の死亡事件において殺人罪をで、っち上げられ、44年にわたって獄中から無実を訴え続けてきた。
 一昨年の夏以来、体調を崩して原因究明と治療を求める星野さんの訴えを徳島刑務所は無視し、必要な治療をいっさい行わなかった。そして、昨年3月、国家権力・法務省・徳島刑務所は無実の星野さんにとヮて当然の権利である仮釈放すら拒否した。
 星野さんの体をむしばんだ肝細胞がんは刑務所の治療放棄によって巨大となり、昨年4月18日、突然、東日本成人矯正医療センターに運ばれた。
 そして、5月28日、ICUもない医療センターで5時間にわたる手術を受け、その後大量出血によって殺された。
 これは完全黙秘・非転向を貫いた無実の政治犯たる星野文昭さんに対する国家による虐殺、死刑執行にほかならない。満腔の怒りでこの虐殺を弾劾し、刑務所・医療センター・国家権力に責任を取らせることを誓う。
 再審を引きつぐ妻暁子さんとともに、再審貫徹・国家賠償請求訴訟をたたかう。
 星野文昭さんとともに渋谷闘争をたたかった大坂正明さんの裁判が始まろうとしている。星野さんの遺志を継いで、大坂さん奪還闘争をたたかおう。
 このことを誓って、特別決議とする。

 2020年12月20日
    労働組合 岡山マスカットユニオン第13回定期大会参加者一同







 
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