2018年9月22日 広島連帯ユニオン 第31回 定期大会 |
星野文昭さんを取り戻す闘いは決戦中の決戦に入っています。四国地方更生保護委員会は仮釈放審理を開始しており、星野さんはすでに「上申書」を提出しています。家族、弁護団、救援会による四国地方更生保護委員会へ9回にわたる申入れが行われ、累計1万人を超える「要望書」が提出されています。星野さん奪還をめぐって「無期懲役の終身刑化」を狙う国家権力と9月末から10月初めが決定的な闘いになっています。 星野文昭さんは、1971年11月14日、東京・渋谷で闘われた「沖縄返還協定批准阻止闘争」を先頭で闘いました。大きく高揚した本土―沖縄を貫く沖縄基地全面撤去・日米安保粉砕の闘いを押しとどめようと、国家権力は星野さんに対して無期懲役の刑を下しました。しかし星野さんは、獄中43年非転向で正義を貫いています。 私たち広島連帯ユニオンは、労働組合として、資本による搾取や貧困のない、戦争や他民族への抑圧のない、労働者が人間らしく生きていける社会を目指して闘っています。星野さん奪還の闘いは、今秋の改憲・戦争阻上の闘いと一体の闘いです。 私たちは、本年4月20〜22日広島市の中心部で開催された「星野文昭絵画展」を成功させ、6月3日高松で開催された「星野文昭さん解放全国集会」にも参加し、星野文昭さんの奪還を広く訴えてきました。 また、8・5国際反戦反核集会では「星野文昭さんの解放を求める国際決議」が採択されました。決議では「不当にとらわれている仲間を取り戻すことは、国際労働者の責務だ」と提起されました。 さらに、職場や知人に訴えかけ、星野奪還の運動の輪を広げましょう。11月25日に再度高松に集まろう。労働者の団結の力で星野文昭さんを今すぐに取り戻しましょう。 以上、決議します。 2018年9月22日 広島連帯ユニオン 第31回 定期大会 |