2017年7月16日   全国水平同盟第6回大会


  狭山闘争と一体で、
  無実の星野文昭さんと大坂正明さんを奪還する特別決議

 6月28日、大坂正明さんに対する「殺人罪」デッチ上げ起訴の強行を絶対に許すことができません。「指名手配」を46年間はねのけて闘いぬいた大坂さんと、獄中42年を非転向で闘いぬいている星野さんは無実です。大坂さんと星野さんを新自由主義に怒る1000万人とつながり、早期に奪還しましょう。
 7月10日には、狭山東京高裁包囲デモと要請行動が、石川一雄さんと熱い合流を勝ち取った2月2日に続いて勝ち取られました。権力犯罪を許さない狭山闘争と一体の闘いとして、大坂正明さんへの「殺人罪」デッチ上げ起訴と星野文昭さんへの獄中42年を強い国家権力犯罪を弾劾する闘いとして、勝利の扉を大きく切り拓きました。
 星野さんと大坂さんを先頭に闘われた71年11.14沖縄返還協定批准阻止・渋谷暴動闘争は、沖縄の全軍労を中心に闘われた2波の全島ゼネストと連帯して闘われた正義の闘いです。この闘いを頂点とした70年安保・沖縄闘争は、体制の根底からの変革と労働者人民の自己解放をかけて、どんな弾圧にも屈しない闘いとして勝ち取られました。
大坂さんと星野さんを奪還する闘いの前進は、70年安保・沖縄決戦で切り拓かれた地平を引き継ぎ、国鉄闘争を基軸とした階級的労働運動とゼネストで人間の共同性を取り戻し、全てを奪いかえす、革命を切り拓く闘いを発展させます。
狭山闘争との合流は、石川一雄さんの無実を完全に明らかにした下山鑑定を武器に、労働者階級が狭山闘争を先頭で闘い、ゼネストから革命を実現する新たな狭山闘争として勝利の展望を示しています。
 部落差別は、労働者階級を分断するために、資本と国家がつくったものです。「戦争か革命か」が問われる中で、資本と国家権力の差別・分断攻撃を打ち破る新たな部落解放闘争は、国鉄決戦を基軸にゼネストから革命を切り開く闘いです。狭山闘争の勝利と一体の闘いとして、星野文昭さんと大坂正明さんを奪還しましょう。
 東京都議会議員選挙は朝鮮侵略戦争のために共謀罪を強行可決した安倍政権に対し、「安倍を監獄へ」「小池を倒せ」「ゼネスト・革命」を掲げ全国総決起で闘い北島邦彦候補に2496票が勝ち取られました。東京交通労組、都庁、動労東京・八潮支部を先頭に労組拠点建設と地区ソビエト建設を目指して闘われ圧倒的に前進しました。
  韓国の民主労総は6.30ゼネストに決起し、アメリカではトランプ打倒の闘いが、数百万人の労働者の決起で闘われています。朝鮮侵略戦争のための改憲と民営化を国鉄決戦を基軸に17〜18年決戦を闘い、国際連帯とゼネストで米日帝の朝鮮侵略戦争を始まる前に止めましょう。
 これらの闘いの前進で石川一雄さんの再審無罪と全証拠開示百万人署名で星野文昭さんの再審無罪釈放、大坂正明さんを早期に奪還するために全力で闘いましょう。
     右、決議する。2017年7月16日         全国水平同盟第6回大会参加者一同


 
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