2017年3月5日    3.8国際婦人デー集会 決議


星野闘争と狭山闘争の力で国家権力犯罪を撃つ巨大なうねりをちくりだそう!

 無実で獄中42年を闘う星野文昭さんをとり戻す闘いは、昨年とすでに今年、大きく前進しています。9・4徳島刑務所包囲闘争、2・17面会・処遇の改善要求闘争、全国82ヵ所以上での星野絵画展、星野新聞の発行等、1000万人の労働者・市民と結びつく闘いが勝ち取られ、徳島刑務所、国家権力、安倍政権を追い詰めています。
 9.4徳島刑務所包囲闘争の後、星野文昭さんは「獄壁がなくなったようだ」と語っています。「一人ひとりが星野を自らの闘いとして闘ってくれている」と、全ての闘いと一体で星野闘争が前進していることに勝利の確信が深まっています。
 今年2月2日には、全国水平同盟と星野さんをとり戻す会を先頭に、狭山再審・無罪をかちとる東京高裁要請行動と包囲デモを行い、石川一雄さんと熱く交流する画期的な闘いが勝ち取られました。下山鑑定は、石川一雄さんの無実を証明する動かぬ新証拠です。星野さんの無実を証明する「神山町東交差点から見た車のフロントガラスの『光』は一定時間そこで見続けなければ見えない。」とする補充書が提出されています。
 「全証拠を開示せよ」「事実調べを行え」「直ちに再審を行え」と国家権力犯罪に怒りを燃やし、共に闘いを構築しましょう。狭山闘争と星野闘争の合流は、国家権力犯罪を弾劾し、全人民の解放を勝ち取る闘いを決定的に推し進めます。全力で闘いましょう。
 また、「2・26高浜原発再稼働絶対反対!舞鶴大行動」での星野絵画展の開催は、京都府職労舞鶴支部の労働者を始め、舞鶴市民との初めての交流を実現し、星野闘争の発展を切り開きました。「労働運動の力で星野さんをとり戻す」闘いは労働組合運動を強め、その力が星野闘争の前進を切り開く、相互に闘いを強め合い拡大していく道を切り開いています。参加してくださった舞鶴市民の方が「考えることがいっぱいあり暗い気持ちでここに来たが、絵を見てとてもすっきりした。絵に希望の光と愛があふれている。」と長い間話してくださいました。星野さんの存在と闘いが多くの労働者・市民を獲得しています。全ての闘いを星野闘争と結びつけて、階級闘争を発展させましょう。
 韓国の民主労総のゼネストを中心とした「パククネ完全打倒・労働者権力の樹立」の闘いは、今なお100万人の決起で闘れれ、アメリカでも「反トランプ」の闘いが、革命へと向かっています。世界中で新自由主義に反対するゼネストが闘われ、「戦争と労働法制の改悪に反対」する闘いが「世界革命の扉を開いた」素晴らしい情勢を勝ち取っています。まさに「戦争を革命へ」の闘いが求められています。
 韓国でゼネストを闘う民主労総、アメリカで「反トランプ」の闘いの中心を担うILWU、UTLA等、動労千葉派の労働組合を軸とする労働者・市民の闘いが世界の中心に存在して闘われていることに勝利の確信があります。
 日本における17〜18年、動労千葉、動労水戸、動労西日本等、動労総連合のストライキを中心とする国鉄決戦を基軸に、労働者のゼネストと国際連帯で、戦争と労働法制の改悪に向かう安倍政権を打倒し、革命に向かって闘いましょう。この闘いの中で、17年こそ無実の星野さんを奪還し、狭山闘争に勝利するために全力で闘いましょう。
 右、決議する。
 2017年3月5日          3.8国際婦人デー集会参加者一同


 
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