2015年9月27日 広島連帯ユニオン |
安倍政権の安保関連法案に対して、戦争法案粉砕・安倍政権打倒の闘いが全国的に展開されました。国会前は「解放区」になり、労働者民衆の怒りが解き放たれました。参院強行採決過程では、連日数万の人々が国会へと押し寄せました。安倍は戦争法を成立させましたが、星野文昭さんが述べているように、まさに「墓穴を掘った」のです。闘いは今からです! 情勢は完全に変わりました。1960年、70年を超える闘いの始まりです。 今求められているのは、1000万人の労働者民衆の怒りと闘いの中軸に労働組合の組織された闘いが立つことです。闘う労働組合を中軸に、全学連と青年労働者が先頭に立って総決起した時、労働者階級の根源的な力が爆発します。ゼネストと国際連帯で戦争法案を廃止し、安倍政権を打倒しよう!その力で星野文昭さんを取り戻そう!職場・国会・星野はひとつです。 9月5日、徳島市で開かれた「星野文昭さんを取り戻そう全国連絡会」の2015年全国総会には全国から180人が集まり、熱い議論のあふれるかつてない総会となりました。翌日の9月6日、徳島刑務所包囲デモが大爆発しました。全国から720人が集まり、雨の中を「星野文昭さんを返せ」と徳島刑務所に迫り「集団面会」を実現しました。7日には22名が参加して、面会・差し入れ行動が行われました。「デモは、はっきり聞こえた。『街』の人もわかった」と文昭さんが語っています。新たな団結が日々生み出されています。3日間の闘いを通して星野闘争の物凄い飛躍を実現し、星野文昭さんを実際に取り戻す闘いが始まりました。11・1労働者集会から、11・29星野全国集会に向かって突き進もう。この9月から11月を、闘って闘って闘い抜き、星野さんを私たちの手に取り戻そう。 「無期・70歳」この重圧で国家権力は星野さんと私たちを分断し絶望させようとしています。しかし、国会前での心の底からの怒りの声を獄中の星野さんが一番、感動的に捉えています。獄外では見えない、小さなことからすべてを見抜く力で、星野文昭さんは日々闘っています。星野さんは、70年安保・沖縄闘争を先頭で闘い、今も辺野古新基地建設に反対する沖縄の労働者人民と連帯しているのです。 時代を鋭敏に感じて、生きていく星野さんと結びつくものこそ、職場での闘い、国会前の闘いであり、国鉄闘争です。国鉄闘争と星野闘争は一体であり、労働組合が職場でストライキをうち抜く。そしてゼネストの力で星野さんを取り戻そう。これは”彼岸”の問題ではなくて、私たち労働組合の現下の焦眉の課題です。 労働組合の力で、ゼネストと国際連帯の力で星野文昭さんを取り戻し、再審無罪をかちとるために、広島連帯ユニオンは「星野奪還!」を職場闘争と一体で闘い抜こう! 以上、決議する。 2015年9月27日 |