関西労組交流センター第25回総会決議 |
世界の新自由主義は、完全に破綻しました。世界大恐慌がますます深化・拡大し、出口のない危機がいたるところで、戦争を呼び起こしています。世界恐慌が戦争として爆発し、さらに戦争が恐慌を深刻化させている。経済的・政治的危機がたちまち領土や勢力圏をめぐる衝突となり、戦争となる情勢がわれわれの眼前にあります。 日本帝国主義・安倍の7・1集団的自衛権容認の閣議決定は、この歴史の大転換のなかで、生き残るろうとする日本帝国主義・安倍の絶望的あがきであり、また労働者人民の根底的怒りの扉を開いてしまったのです。 このような情勢の中、70年安保・沖縄闘争を最先頭で闘った星野文昭さんへの、資本家階級と国家権力によるでっちあげ殺人罪・無期懲役攻撃は、星野文昭さん一人への攻撃では全くなく、戦争絶対反対で闘う労働者階級全体にたいする攻撃であることが、ますます鮮明になる時代の到来です。 いまこそ動労総連合を先頭に、階級的労働運動をさらに発展させ、労組拠点を建設し、国鉄・反原発・安保決戦の爆発を闘いとります。この闘いと一体で、そして労働運動を甦らす労働者魂に訴える闘いとして、関西労組交流センターは、星野闘争を闘います。地域の労働組合・労働者に星野再審・全証拠開示要求100万人署名の取り組みを訴えます。 これ以上自由が制限された処はない獄中で、星野文昭さんは中学生が使うような絵具や筆記具で描いた絵画を、労働者のもとに。これを多くの労組や組合員の取り組みにしていく絵画展。すでにこの星野絵画展は、関西労組交流センターの会員も参加して、2014年において3つの地域で取り組まれました。今年は関西のすべての地域で、星野絵画展や星野集会を実現します。そして9月6日に、三度目の星野文昭さんが今日も不当に拘禁されている徳島刑務所包囲闘争を闘い抜きます。 以上、関西労組交流センター第25回総会で決議する。 2015・1 ・1 1 |