みやぎ連帯ユニオン 第6回定期大会
星野決議
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星野文昭さんの早期奪還と全証拠開示・再審を求める特別決議

 星野文昭さんは、今年の8月6日から獄中40年に入った無実の政治犯です。
 星野さんは1971年11月に渋谷で闘われた沖縄返還協定批准阻止闘争の過程で起こった警官1名の死亡事件において殺人罪をでっち上げられ、今も徳島刑務所に囚われています。
 現在、沖縄の名護市辺野古では、新基地建設に向けたボーリング調査が強行され、抵抗する人たちが拘束されています。拘束している海上保安庁は、法的根拠を示せません。これは、かつて全国から人が集まり、単管やぐらに24時間座り込んでボーリング調査を止めたことへの敵の恐怖の表れです。また辺野古では若者が非正規職にしかつけない現実の中で、基地建設を推進する側に立つ民間警備会社の求人のチラシがポストに入っているという現実があります。
 星野さんは基地のない沖縄を目指して闘いました。獄壁を越えて星野さんと団結するということは、近隣諸国との対立を煽り、正規職と非正規職の分断を煽って、沖縄に新しい基地を作ることではありません。基地建設を止める力は、あらゆる壁を越えた、労働者の団結の中にあります。
 今年は「袴田事件」で死刑囚として囚われていた袴田巌さんが再審を勝ち取り、死刑の執行停止とともに47年ぶりに奪還されました。これらは、検察が隠し持っていた大量の証拠の開示から実現したことです。星野文昭さんのビデオ紛失国賠訴訟においても、9月9日決定的な勝利判決が勝ち取られています。国(裁判所)と都(警視庁)に対してそれぞれ20万円の賠償金を命じる判決です。再審開始に向けさらに攻勢をかけましょう!

検察は、隠し持っている証拠を出せ。
星野文昭さんを、一日も早く奪還しよう。
東京高裁は、直ちに再審を開始せよ。

以上決議する。

2014年9月28日
                  みやぎ連帯ユニオン 第6回定期大会参加者一同



 
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