千葉労働組合交流センター25回定期総会
星野決議
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「沖縄闘争を闘い、獄中40年の星野文昭さんを取り戻す決議」

 1971年11月の沖縄返還協定に反対するデモに参加して、現在徳島刑務所で「無期懲役」刑と日々闘い続ける、星野文昭さんを一日も早く取り戻そう。
 この日、東京では「集会禁止」とされる中、沖縄現地での「11・10ゼネスト」にこたえて、全国から労働者が集まり武器をもってたちあがった。この時に警備の機動隊が1名死んだことを理由にして、デモ隊のリーダーだった星野さんを「殺人」罪にしたてあげて、39年間獄中へ閉じ込めている。こんなことを絶対に許してはならない。
 1971年当時、沖縄の「返還」は、米軍基地の一層の強化であるとして、沖縄では自治労や全軍労がゼネストに突入し、それは本土―沖縄を超えて闘われた。それから43年、安倍政権は戦争体制を進め、ついに名護市辺野古での新基地建設のためのボーリング調査を強行し続けている。43年を超えて、「基地撤去」の闘いは、現在の問題そのものです。

 そして、獄中で星野さんは再審を請求して、日々闘い続けています。これにこたえて、この1年間だけでも13年9月の徳島刑務所包囲闘争、14年6月には東京での全国集会の開催、全国と千葉での獄中絵画展の開催、など支援と連帯が広がっています。
 本年9月9日、星野さんの無実の証拠をしめすニュース映像のビデオテープを、東京地裁が警視庁公安部に預けて紛失したことへの損害賠償裁判で、東京地裁は警視庁と裁判所の法的責任を認定し、星野さんの主張を全面的に認めた。ついに、長年の権力犯罪の一角をうちやぶりました。ここからいよいよ再審・奪還に向けてはずみをつけよう。

 全国労働組合交流センターは、星野さん奪還を重要な運動方針にしてきました。階級的労働運動の興隆とあらゆる人々の爆発的な団結によって、70歳までに出獄させよう。次のことを全力で取り組みます。

1. 本日より千葉市で行われる、「星野文昭さん絵画展」を成功させよう。
2. 「星野さん解放・全証拠開示100万人署名運動」をとりくむこと。とくに、毎月の千葉中央駅での街頭署名にたとう。
3. 「千葉・星野文昭さんを取り戻す会」の呼び掛ける、各種の行動に参加する。

以上、決議する。 
2014年9月14日 千葉労働組合交流センター25回定期総会参加者一同

 
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