広島連帯ユニオン第27回定期大会決議
2014年9月13日
TOPページへ! 


星野文昭さんを取り戻そう! 全証拠開示・再審開始の100万人の署名運動に全力でとりくもう!

 獄中40年、不屈に闘い抜く星野文昭さんをついに取り戻すときがきました。私たちは、この数年間の階級的激動ーたたかう労働組合の復権の中で必ず星野文昭さんを取り戻す決意です。そのために、本日の定期大会をもって、星野文昭さんを取り戻そう全国再審連絡会議・広島星野文昭さんを救う会が呼びかける全証拠開示・再審開始を求める100万人の署名運動に職場と地域で全力でとりくもう!
 資本主義は崩壊の危機をむかえています。わずか1%の資本家が生き延びるために、安倍政権は改憲・戦争の道に舵をきりました。飽くなき利潤を追求する資本の下で労働者民衆が日々殺されています。この現実と戦争は一つのことです。労働者の「生きてやる!」「戦争を絶対に許さない!」という怒りのマグマが、社会の根底から吹き出しています。この怒りのうねりは、生命を奪おうとする無期から「希望」を生み出してきた星野闘争と一体のものです。労働組合で資本とたたかい抜く私たちが先頭で、100万人の署名運動に全力で取り組み、星野さんを取り戻そう。
 70年安保・沖縄闘争は、沖縄の怒りと一体となった青年労働者・学生が、体制内指導部を乗り越えて登場した歴史的なたたかいでした。本土・沖縄の分断を打ち破るこの闘いを通して、労働者階級全体が荒々しく登場し、資本家を打倒することに恐怖した国家権力は、星野さんに対して「殺人罪」をでっち上げ、無実を承知で、無期懲役刑を下しました。その攻撃は国鉄・分割民営化による労働組合つぶし・団結破壊の資本攻勢と一体のものでした。
 星野文昭さんと星野暁子さんは、全力でこの攻撃に立ち向かい、戦争絶対反対の不屈の闘いを守り抜いてきました。そして今や、新自由主義攻撃と最先端で闘う星野=暁子闘争は、すべての階級的労働運動とその拠点建設の闘いに根源的力を与えています。それは私たち広島のたたかう仲間の魂でもあります。
 動労千葉は1047名解雇撤回闘争を貫き、国鉄分割・民営化による解雇が不当労働行為であることを東京高裁に認めさせました。世界恐慌がますます深まっている中で、新自由主義攻撃を打ち破る外注化・非正規職撤廃の闘いは、労働者階級の中に次々と新たな闘いを生み出しています。フクシマの怒りと一体となった被曝労働拒否を闘う動労水戸のストライキは、フクシマ圧殺攻撃を吹き飛ばし全人民の闘いを解き放つ力となっています。階級的労働運動と国際連帯を推し進める広島連帯ユニオンのたたかいの土台に、星野文昭さんとの団結を据えて、たたかいます。
 星野さんの再審請求の闘いは、ねつ造した証拠で無実の星野さんに無期を強制する国家犯罪を弾劾する闘いです。ゆえに労働者階級の力でこそ星野さんを取り戻せます。この間の2回の徳島刑務所包囲デモは、星野さんとの団結を打ち固め、労働者階級の魂を根底から揺り動かす感動を生み出しました。全証拠開示大運動は広範な労働者民衆の賛同を得て進んでいます。星野文昭さんが暁子さんと固い信頼を築き、非転向で戦争に反対し、国家権力と闘い続けていることが労働者民衆の信頼となり、希望となり、新たな団結を生み出しています。
 『愛と革命』と「ソリダリティ(歌)」を武器に100万人の署名運動を推し進め、戦争と闘う拠点を、この広島の地にも無数に作り出し、その力で無実の星野文昭さんを絶対に取り戻そう。
2014年9月13日

 
画像をダウンロードするには、ここを右クリックします。プライバシー保護を促進するため、この画像はインターネットから自動的にダウンロードされません。