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 2013年12月4日 第10回裁判 

第10回公判  暁子さん・金山さんが証言、徳島刑務所を弾劾
 12月4日、東京地裁民事第38部(谷口豊裁判長)で面会・手紙国賠第9回裁判が開かれました。
 原告本人尋問に立った暁子さんに、西村正治弁護士が2010年9月17日に面会を拒否された経過を聞きました。
 暁子さん「木下豊和統括に『9月分の面会回数が終わっているので面会できない』と言われました。9月10日に岩井信弁護人が面会しているからかと聞いたら、『そうだ』と答えました」。
 再審弁護人が、星野文昭さんと無制限に会うのは当然の権利です。従って、弁護人接見を面会回数にカウントし、家族の面会回数を減らすなど断じて許されないことです。事実、これまで弁護人接見はまったく別枠で行われていたのです。

 暁子さん  「この日は24回目の結婚記念日で、二人とも面会をとても楽しみにしていました。私は、        文昭に贈る言葉を準備していました」
 弁護人   「前の日の面会記録には、
        『明日が24回目の記念日だよね。面会の時に絵を持ってくるから』と書いてあります。職員       から、翌日の面会はできないと言われましたか」
 暁子さん  「一切ありません」

 被告・国が提出した準備書面には「規定回数だけで一律的に不許可にしない。必要性、緊急性を具体的に考慮して判断している」などと書いてあります。しかし、暁子さんはその
ような事情を聞かれていません。
 暁子さんが送った手紙は、10年5月以降、5通が墨塗りされました。
さらに、12年2・5徳島刑務所包囲デモに触れた部分が墨塗りされました。これは今も続く攻撃です。
 金山克巳さんは、10年8月25日と12年2月6日の2回、面会を拒否されました。金山さんは、自由な友人面会を認めろと訴えました。
 違法な面会拒否と手紙墨塗りを弾劾して闘ってきた面会・手紙国賠は次回で結審です。受刑者を人間扱いしない徳島刑務所を許さず、星野さんの健康と権利を絶対に守り抜こう。