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  2014年5月27日 第17回裁判
  


 「証拠隠滅」を徹底弾劾し結審

 5月27日、東京地裁民事45部( 山田明裁判長) で、ビデオ国賠第17回裁判が開かれた。提訴以来3年余、被告・国(裁判所)と東京都(警視庁公安部)を徹底的に弾劾し抜いた裁判は結審し、判決日が9月9日に決まった。
 「紛失」されたビデオテープは1971年11・14沖縄返還協定批准阻止闘争を闘う星野さんのデモ隊が撮影されたテレビニュースの録画である。星野さんは、闘争で死亡した機動隊員を「殴打した」などと無期懲役刑を科され、獄中39年を強いられている。だが、星野さんは無実である。証拠とされたものはデモ参加学生6名のでっち上げられた供述調書のみであり、物的証拠は一切無い。
 闘争現場の客観的事実が撮影された映像には、でっち上げられた供述調書と矛盾する事実が必ず撮影されている。このビデオテープは星野さん無実の証拠である。
 裁判所は庁内保管すべき証拠品・ビデオテープを、違法に警視庁公安部へ「保管委託」し、警視庁公安部は、このビデオテープに限って、証拠品保管の「帳簿」を作成していなかった。裁判所と警視庁公安部の結託した「証拠隠滅」を示す事実だ。
 「全証拠開示!再審開始! 今こそ星野さん解放を6・29全国集会」に大結集し、ビデオ国賠裁判に勝利しよう。