1月5日~8日 香川県・高松市
香川・星野文昭さんを取り戻す会
1月5日から1月8日までの4日間、高松市美術館で「星野文昭・暁子 絵と詩展」を開催しました。 今回は、沖縄の絵が多い展示で、来場者にチラシと資料を渡して、缶バッジをきっかけに星野さんのことを話しかけました。印象的な言葉を残してゆかれる方も多いです。 「私の父は沖縄で戦死しました。私が母のお腹にいる時、そのお腹を撫でて『行きたくないなあ』と言って戦争に行って沖縄で戦死したと母が話してくれました」。そう語って深々とお辞儀されて「ありがとう」と言ってくれた女性がいました。また、一枚一枚丁寧に絵を見ていた男性は、帰りがけに「光はさしますよ。頑張ってください」と言ってくれた人もいました。 こんなふうに来場者に理解を示され、勇気づけられると、こちらこそ星野さんに寄せてくれる思いに応え、今共に闘うことを伝えなくてはと強く思いました。「星野さんいう人の話は解った。すごい人や! そいであんたらは何で絵画展やってまでそれを知らせてるんや?」ずばり聞いてくれた男性もいました。 「今、沖縄が再び戦場にされようとしている。わたしたちはそれを止めなくてはいけない。戦争を止める力をわたしたちみんなが、本当は持っている」これをしっかり伝えられるような行動をしていかなくてはと、絵画展を振り返って改めて思います。人々との出会いに応えて頑張ろう! 吉冨キティ |