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  5月6日~8日 香川県・高松市
                   香川・星野文昭さんを取り戻す会

時代の先頭で立ち上がる時

 5月6日から8日まで、高松市美術館で星野文昭絵画展を開催しました。3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィーク。瀬戸内国際芸術祭も相まって、3日間で200人近くが来場しました。親子連れが多く、「全て刑務所内で描かれた絵画です」と言うと、皆さんとても熱心に見ていました。相変わらず缶バッジは人気で、何個も持ち帰る子供たちの姿がありました。
 2月に始まったウクライナでの戦争。この戦争に合わせるように日米の対中国戦争政策が今まさに進められています。「返還」から50年の沖縄。基地は残され、再び戦争が切迫している中で労働者は基地反対の実力闘争に立ち上がっています。
 50年前、沖縄に連帯し、ペテン的な沖縄返還協定の批准を阻止するために、本土・東京渋谷で命がけで立ち上がった星野文昭さん。そして獄中44年を強いられたが、不屈に立ち向かった反権力の闘い。
 ウクライナ戦争が世界大戦に転化しつつあり、戦時下ともいえる今。私たちが50年前の星野さんのように、時代の最先頭で立ち上がるときです。
 星野さんの遺志をつぎ、星野さんと共に闘い、労働者の団結で国賠勝利、大坂さん奪還。戦争に突き進む岸田政権を倒し、新しい時代を社会を労働者自らの手でつくりましょう。   吉田康彦