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  5月20日~22日 愛媛県・松山市
                   えひめ 星野文昭さんをとりもどす会

裁判・人権問題に関心寄せる

 5月20日~22日の3日間、松山市の愛媛県美術館で「星野文昭・暁子さん詩画展」を開催しました。217人の来場者がありました。200人を超えたのは初めてです。沖縄の基地付き返還に反対し、冤罪の罪を着せられた星野文昭さん。その沖縄「返還」50年直後の開催ということで、沖縄を描いた5点の絵をはじめとした25点の絵画と詩に加えて、徳島から貸していただいた復帰前の沖縄現地の写真、現在の沖縄の事件・事故を取り上げた新聞記事などを掲示しました。
 来場者の大半の方が星野さんを知りません。年齢層は家族連れ、老若の同伴者、高校生など実に幅広い方々が来場されました。優しい筆づかいに感動された一方で、日本の裁判や人権問題の深刻さにも気づいていただけたと思います。特に名古屋入管のウィシュマ・サンダマリさんの話を何人もがされ、入管問題とも結びつけて星野さん、大坂さんの裁判闘争を広めるチャンスだと感じました。
 初めて星野さんを知ったという年配の女性の方は、5・29集会の賛同金として10口1万円をくださいました。会員のお一人は、会費に加えて1万円のカンパと「愛と革命」を購入してくださいました。星野国賠訴訟の要望書、大坂正明さん釈放要求の署名もたくさん集まりました。
 この3年間、コロナウィルスに振り回され、昨年は愛媛県美術館の休館で2年ぶりの開催でしたが、継続した取り組みが大事だと感じます。これからも毎年の絵画展と、月1回の街宣を続け「星野」、「大坂」の勝利に向けて頑張っていこうとスタッフ一同誓いあいました。  日野亮