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  11月9~13日     東京三多摩・八王子市
                              三多摩星野文昭絵画展実行委員会

絵画展を続けることの意義
 9日から13日まで星野文昭絵画展を開催した。八王子原爆資料館資料や沖縄を再び戦場にするな! 反戦反基地写真パネル、近藤あきこ氏の作品などを絵画と共に展示した。暁子さんの詩5編を星野さんの絵をバックに天田美保子さんに朗読してもらった。
 受付の配布物について、図書館から制限を受け、アンケートとビラしか渡せなかったが、来場者221人中45人がアンケートに応えてくれた。60代、70代は、「星野さんの事は知らなかった。冤罪はなくさなくてはならない、ご夫婦の深い愛に心を動かされた」等の声が寄せられた。小学4年生の女子は「すてきな絵でとてもおちつくようなやさしい絵で自然と笑顔になれるような絵でした。私も星野さんのようなすごくてすばらしい人になりたいです」。中学3年生の男子は、「未来への希望という星野さんの考え方で、受験勉強でこの先が不安になることが多い自分にとって励まされた。戦争に対して抗議ができる星野さんの思いやり、気持ちの強さに憧れた。星野さんのような思いやりの持てる人間になっていきたい」と感想を書いてくれた。図書館外に掲げた「5月雨の日、帰る道の会話」の大ポスターに誘われた来場者も多かった。継続は力なり、国賠訴訟・大坂裁判勝利・戦争絶対反対を訴える場として絵画展を続けていくことの意義を大いに認識した5日間だった。
 また、Cさんは「知っている人たちの和を作ること、揺るがない確実なものにすること、大きなうねりになっていくことを期待します」と書いています。
 自らも交通事故裁判を抱えているという方は、無実の星野さんに対する警察・国のやり方に対し我が事のように怒り、星野さんの新聞記事の展示にしばらく足を止めていましたが、「国に絶対勝って下さい」と記していました。
 星野文昭さんの描いた絵と暁子さんの詩、私たちスタッフの絵画展にかけた思いと来場者の気持ちが一体となり、今回の「星野文昭絵画展」は大成功を勝ち取りました。
 この勢いを星野国賠闘争勝利へとつなげていきたいと思います。(末木あさ子)