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  10月22~23日     福島県・福島市
                              星野文昭さんは無実だ!国賠・再審勝ち取る福島の会

スタッフと来場者が一体に
 10月22~23日、福島市で星野絵画展を開催し、64人の方が見に来てくれました。
 今回は、企画準備の段階で、これまで展示しなかったものをと思い、『愛と革命』より、文昭さんの母美知恵さんの写真と俳句も展示することにしました。前回一来場者であったAさんが今回は企画スタッフの一員として、短冊に筆字( 高校生の時県展入選者) で俳句を書いてくれました。
 そして、開場。スタッフの知人であるBさんは鑑賞後会場を出るといくらもしないうちに星野国賠要望書や大坂さん署名を集めて戻ってきてくれました。たまたま通りかかって来場したという方は、文昭さんの絵と暁子さんの詩に感動し、翌日も来場して暁子さん
の詩を書き写していました。そして、背負っていたバッグに星野缶バッジをいくつも付けて「これを付けて館内を歩いて絵画展の宣伝をしてきたわよ」と嬉しそうに語って何度も足を運んでくれました。   
 このように「絵」と「詩」に共感してくれた来場者が、絵画展の為に思い思いの協力をしてくれるといううれしい出会いが今回もありました。
 会場アンケートも多くの方が協力してくれました。若い女性は、アンケート用紙の隅々まで使って「沖縄返還のために活動していた方が無実の罪で投獄されていた事を初めて知りました。他人事と思わずこういうイベントがあれば参加するなど自分の出来るところから始めたい。人物がイキイキとしていて星野さんの理想なのかと思いました」と感想を書き込んでくれました。  
 また、Cさんは「知っている人たちの和を作ること、揺るがない確実なものにすること、大きなうねりになっていくことを期待します」と書いています。
 自らも交通事故裁判を抱えているという方は、無実の星野さんに対する警察・国のやり方に対し我が事のように怒り、星野さんの新聞記事の展示にしばらく足を止めていましたが、「国に絶対勝って下さい」と記していました。
 星野文昭さんの描いた絵と暁子さんの詩、私たちスタッフの絵画展にかけた思いと来場者の気持ちが一体となり、今回の「星野文昭絵画展」は大成功を勝ち取りました。
 この勢いを星野国賠闘争勝利へとつなげていきたいと思います。
(吾妻道子)