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  3月2日 神奈川県・相模原市
                          相模原・絵画常設展

訴状の読み合わせで確信

 3月2日、相模原星野文昭絵画常設展の3月例会で国賠訴訟の訴状の読み合わせをしました。スタッフで輪読した直後の一声は「これ、よくわかる」「星野さんはやはり殺されたんだ」というものでした。
 国家賠償請求訴訟とはどんなものか、というところから見ていって、形式と訴えの内容に触れていきました。被告は国ですが、文昭さん獄死に関与した者として、①徳島刑務所、②東日本成人矯正医療センターを告発しています。
 その過程の医療放置、過誤、隠蔽が順を追って告発されています。いろいろある中で、徳島刑務所は18年2月の血液検査と3月1日のエコー検査で巨大がんがあることを完全につかんだにも関わらず、仮釈放審理が大詰めを迎えている中で隠蔽に走り、本人、家族らに全く知らせなかった。そして、自動車で10時間、がんが破裂するかもしれないやり方で医療センターに移送した。この事実に触れるたびに悔しさと怒りでいっぱいになります。
 矯正医療センターでの全過程について、訴状に展開されています。一つひとつの事実について、裁判の中でとことん明らかにしていかなければと、強く思いました。
 今後の星野闘争の前進のために学習会の拡大が大事と考えます。 (鈴木文子)