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  3月5日~9日 東京北部・練馬区
                       東京北部・星野絵画展実行委員会

「自粛」攻撃を突き抜けて
和気あいあいの絵画展

 コロナ対策に名を借りた安倍首相の「自粛要請」=強制の中、3月5~9日、東京・練馬区で星野絵画展を開催しました。
 安倍の公立学校一斉休校に続き、人々が集まる場を奪う「自粛」で、公共施設や図書館の休館となっています。安倍首相がやっているのは、原発事故での放射能被害の実態を隠してオリンピックを招致したように、日本でのコロナ流行の実態を隠してオリンピックを強行しようというウソで塗り固めた攻撃です。安倍首相の自粛要請は、自らの失敗を隠し、強権で事態を乗り切ろうということで、あわよくばこの事態を利用して緊急措置で労働者・民衆を黙らせ、戦争国家に変えようとするものです。
 東京で同時期開催予定の絵画展が中止に追い込まれる中、練馬区立勤労福祉会館は、そこまでにはなっておらず開催できましたが、会館内のトレーニング室などはやはり休止で、利用者は通常の半分でした。
 しかし、年配の方を中心に訪れた人々は、展示スペースで足を止め、「柔らかいタッチだね」と見入っていました。そして星野さんの年表を見ながら「自分も三里塚に行った」「女子学生が街頭のレンガを割って機動隊に投げた」などと語っていく方が次々現れてびっくり。和気あいあいとした論議の輪ができました。
 地域には安倍への怒りが満ちています。今回、地域へのビラ入れはほぼできなかったにも関わらず、充実した5日間となりました。
 今まで以上に団結して声を上げ、「自粛」を打ち破り絵画展と国賠・再審に勝利しましょう。(東京北部の会 藤ノ木勇)