2月2日 宮城県・仙台市
沖縄と連帯し星野さん大坂さんの無罪をかちとる会・みやぎ
2月2日、仙台で「みやぎ星野文昭さんを救う会」の第13回総会と星野暁子さん講演会を行いました。黙祷の後、開催した総会では、昨年の星野さんの解放を目指した前半の取りくみと星野さんの死を悼み獄死の真相を追及する後半の取りくみを確認しました。さらに、みやぎ救う会の12年余を振り返り、会の名称と目的を変更する議案を論議しました。これらは、昨年7月の絵画展開催後から議論してきたことです。新しい会の名称は「沖縄と連帯し星野さん大坂さんの無罪をかちとる会・みやぎ」(略称「みやぎ星野」)です。今後の運動の方向性を考えて、意見を出し合って生まれました。総会では「沖縄が入ったのは良かった」「大坂さんの裁判で無罪を取ることは星野さんの再審無罪に直結」などの賛意が出され承認されました。新しいスタートです。 講演で暁子さんは、星野さんの手術直後からの経過や獄中結婚のいきさつなどについてていねいに話され、25人が聞き入りました。初めて参加された元保健師の方は「星野さんに対する刑務所の命の扱い方はありえない。星野さんを精神的に支えてきた暁子さんの笑顔に心臓がドキドキします」と感想を述べられました。また長く「みやぎ星野」で活動してきた仲間からは「私たちも星野さんの死に直面して、あまりの衝撃で思考停止になった。お話を聞いて『自分が第二の星野さんになるんだ』と考えたらイメージ湧いてきた」と発言。高崎経済大OBの方は司会をしながら、星野さんと寝食を共にした思い出や星野さんを失った時のショックを語り、暁子さんら遺族の裁判を全力で支援していくと決意を述べられました。暁子さんの講演をステップにして、まずは国賠訴訟支援の活動と大坂さん裁判の学習会からはじめていきます。(沖縄と連帯し星野さん大坂さんの無罪をかちとる会・みやぎ 青栁葉子) |