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  8月21日~23日 香川県・観音寺市
                          香川・星野さんを取り戻す会

映画「獄友」の上映も行う

 8月21日~23日、香川県観音寺市で、「星野文昭・暁子詩画展」を開催しました。昨年の夏以来、観音寺市での開催は2回目です。コロナ禍で夏休みの期間が短縮され2学期が始まっていましたが来場者は100人近くありました。職場の同僚や高校時代の恩師、スタッフの親せき、星野さんと同年齢で当時をご存じの方も多数来られました。
 「すごくやさしい」、「やっぱり愛だね」文昭さんの絵・暁子さんの詩がすばらしいハーモニーを醸し出しています。来場者は、文昭さんの絵や暁子さんの詩、生き方に触れて感動していました。
 星野文昭さんは、「僕の反戦運動の原点は、ヒロシマの被爆写真を見たことだ。権力のでっち上げに怒りはあるが、沖縄闘争を闘ったことには、みじんの後悔もない」と言っていました。
 今回展示した絵画の制作日が5・15(沖縄返還日)の絵画が数多くありました。星野さんがひと時もヒロシマや沖縄のことを忘れることなく「核も基地もない沖縄」を願い、沖縄の労働者階級と共に闘った渋谷闘争を今、私たちは共に闘っていることを実感します。改憲・戦争阻止、安倍政権を打倒する闘いをみんなの力でつくりましょう。
 最終日8月23日(日)午後2時から「獄友」の上映会を同会場で開催しました。狭山事件の「SAYAMA見えない手錠をはずすまで」(2月9日(日)観音寺市で上映)、「袴田巌 夢の間の世の中」に次ぐ金聖雄(キムソンオン)監督のシリーズ第3弾! 冤罪で長期間獄中に捕らわれた桜井昌司さんら5人の生活を7年間にわたり取材したドキュメント記録映画です。石川一雄さん、袴田巌さんは、今も再審を訴え続けています。
 やってないのに、殺人犯。人生のほとんどを獄中で過ごした男たち。桜井さんらは言う「不運だったけど、不幸ではない」。石川一雄さんや袴田巌さんの笑顔あふれる日を一刻も早く取り戻せたらと願っています。そして、星野文昭さんを私たちの中に本当に取り戻すためにも新たな星野・大坂闘争、国賠・再審請求訴訟勝利に向かって共に闘いましょう。(香川取り戻す会 須藤角一)