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  5月22日~24日 香川県・高松市
                          香川・星野さんを取り戻す会

会場休館を乗り越えて
美術館で絵画展を開催

 コロナ情勢下、当初予定の絵画展が会場の閉館で中止を余儀なくされましたが、
20日後の5月22~24日、高松市美術館で追悼1周年「星野文昭・暁子 詩画展」を開催できました。
 星野文昭さんが国家権力に虐殺された5月30日から1周年を迎えます。「緊急事態宣言」が解除されたとはいえ、美術館通りや商店街に人は出ているだろうかと心配でしたが、3日間で221人。学校が再開されていないこともあり親子で来場された方もいました。茨城の日下部伸さん制作の缶バッチは、子どもたちに大好評でした。
 来場者の中には、沖縄から単身赴任で来られた方もいて、和田邦子さんから送って頂いた沖縄闘争の写真(暁子さんや狩野さんが黄色いマスクをつけてデモ)やお手紙を紹介すると「私の父も、辺野古新基地建設に反対しています」と快く署名していただきました。また、杉並から転勤で高松に来られた方は、「区議選では、洞口さんに投票しました」と言いながら署名していただきました。星野闘争で全国の方々と連帯できることを実感しました。
 私たちは、星野さんを獄死に追いやった法務省、四国地方更生保護委員会、徳島刑務所を絶対に許しません。暁子さんは、「人間が人間らしく生きられる社会を呼びかけた星野精神を継承し、自分が星野文昭だという無数の隊列をつくりだし、安保・沖縄闘争を超える改憲阻止、安倍政権打倒の闘いをみんなの力でつくりましょう」と呼びかけています。この呼びかけに応え、新たな星野闘争としての国賠・再審訴訟勝利に向かって共に闘っていきましょう。(香川・取り戻す会 須藤角一)