7月5日 群馬県・前橋市
群馬星野文昭さんの再審を実現する会
「群馬星野文昭さんの再審を実現する会」は7月5日(日)、前橋市の群馬会館で第23回の総会を開催しました。 冒頭、角田義一元参議院副議長・弁護士からあいさつをいただきました。 角田弁護士は四国地方更正保護委員会との闘いに3度も出向き、更正保護委員会との攻防の先頭で闘い、このたびの国家賠償請求訴訟の弁護団に加わり、国との闘いを担っていただいています。 角田さんは「今回の国家賠償請求訴訟においては、星野文昭さんに対する理不尽な獄中処遇は単に星野文昭さんのみならず、今日の国の刑事収容施設における、収容者すべてに対する政策に対する闘いとして、全面的に争っていくことが重要である」「星野さんの仮釈放を審理した四国地方更正保護委員が徳島刑務所に対して、星野さんの身体的状況(健康状態)の報告を求める義務を果たさなかった責任を明確にし、追及していく事が重要である」と強調されました。 星野文昭さんは国家権力に虐殺されたのであり、国家の責任を徹底的に明らかにしていく闘いをこれから、作り上げて行くことを、参加者全員が決意しました。 星野第3次再審請求と一体のものとして、現在3年間も接見禁止状態で未決勾留され鼻のポリープの手術を求めている大坂正明さんの無罪を勝ち取って行く事を確認しました。 「群馬星野文昭さんの再審を実現する会」は星野文昭さんの精神を受け継ぎ、新たな星野闘争を作り上げていく事を、参加者全員で確認し総会を終えました。(群馬再審を実現する会 伊藤成雄) |