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  7月1日~12日 福岡県・福岡市
                          星野文昭さんを取り戻す会・九州

豪雨・コロナ超え大成功

 九州地方を襲っている豪雨災害、新型コロナ感染再拡大の危険性という2つの大きなカベにひるむことなく、今回の絵と詩展、星野暁子さんを迎えての集会は大きな成功をかちとることができました。12日間の絵画展に加えて、福岡と鳥栖での暁子さんを迎えての連続集会、期間中を利用した大坂正明さん治療への要望書集めと、目標は大きめに設定しました。
 現実には、星野文昭さんや大坂さんの存在と闘い、暁子さんの詩についても、今まで接したことのない人々が大半です。しかし、絵や詩がきっかけとなり、その闘いの原点が沖縄闘争であることを知り、その星野さんの闘いが、今なお続けられていることに多くの感動や共鳴が寄せられました。新型コロナ感染拡大を理由とした外出「抑制」の圧力が依然として続く中、150人の方々が絵画展・集会に参加してくださいました。
 特に、11日福岡、12日鳥栖での集会はすばらしい盛り上がりと感動の集会となりました。「私が星野文昭になる」という暁子さんの提起は参加者の心の奥深くをとらえました。文昭さん逝去を受けてのこの1年間の困難を乗りこえ、事実上「星野文昭さんを取り戻す会・九州」の再出発点となるものです。暁子さんが述べた国家賠償請求訴訟裁判勝利への決意表明にも、参加者全員から心の底からの連帯が寄せられました。
「新たな星野闘争」の開始です。
 それは「星野・大坂闘争」の開始でもあります。大坂さんの無罪・釈放、過酷な獄中処遇からの解放、星野国賠闘争勝利と、星野第3次再審開始へ向けた偉大な第一歩がはじまりました。(取り戻す会・九州 秋山勝行)