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  1月23日~27日 東京西部・杉並区阿佐谷
                       絵画展実行委員会
                       星野さんをとり戻どそう東京連各会

星野さんの闘いは辺野古や
香港の闘いとつながる

 1月23~27日の5日間、杉並の阿佐谷地域区民センターで絵画展を開催しました。
24日には国家賠償請求訴訟へ向けた講演集会も行われました。絵画展、講演会は星野文昭さんを追悼して催されました。(講演会の詳細は前号93号2面を参照)
 絵画展の来場者はのべ340人。集会参加者は150人を超えました。
 絵画展実行委員会、東京西部ユニオン、杉並星野救援会など多くの協力があり、絵画展は多くの人たちに支えられていると思いました。
 来場者のなかには、渋谷闘争を知っていて、星野さんが44年も獄に捕らわれ獄させられたことを知り、怒りを新たにし、刑務所医療の劣悪さに怒りを隠せない方もいて、アンケートや要望書に数多くの方が署名して下さいました。
 星野さんが闘った沖縄返還協定批准阻止闘争を知らない若い人には、星野さんの経歴を示しながら説明したら、辺野古の闘いや香港の若者たちの激しい闘いと連続しているのだと理解してくれました。
 今回の絵画展と講演会は、44年も獄に閉じ込め獄死させた国家権力に責任を取らせる国家賠償請求訴訟と第3次再審を勝ち取り、星野さんの闘う精神を受け継ぐ意思を見せた催しになったと思います。
 「人間らしく生きる」。この当たり前のことのために世界の人々は闘っています。激しく。そうでなければ生きられない世界になっています。星野さんも71年11月14日に同じ思いで闘い、昨年5月に亡くなりました。世界の人々と連帯し、今の不正義の世界を変えていかなければならない。そう感じました。(東京連絡会 井内良司)