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  7月17日~19日 北海道・札幌市
                   北海道星野文昭さんを救う会

昨年の中止のりこえ開催し成功

 北海道星野文昭さんを救う会は7月17~19日の3日間、札幌市教育文化会館ギャラリーで星野絵画展を行いました。北海道では、昨年は新型コロナ感染拡大で開催を断念しました。
 一昨年の星野さんの逝去は、私たちにとってあまりにも大きな痛手でした。生きて家族のもとに迎えることがかなわなくなり、事務局で議論を重ねて運動を再構築する2年間でした。星野さんを虐殺した国家への怒りを土台に会員の団結を固め、再審・無罪、国賠勝利をめざし、大坂正明さんの裁判を支援する運動方針を確認してきました。
 会員の高齢化や減少、財政難でしたが、星野さんの無念を晴らすため、今年は感染が続いたとしても開催しようとなりました。コロナ以前のように宣伝活動を行うことさえ不可能でした。しかし、1回だけの街頭宣伝でもチラシの受け取りはよく、コロナで社会が変動し、人々の意識も変化していることを実感できました。オリンピック強行で最終日が休日から平日に変わり、感染拡大が昨年を数倍する中での開催でしたが、感染対策を徹底し、会員の団結でやり切りました。
 2度目の会場なので、設営や撤収は驚くほどスムーズでした。来場者は1日当たり10人以下でしたが、若い人や、その場で会員になってくれる人もあって大いに励まされ、次につながる開催となりました。(北海道救う会 鈴木潤)