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  12月16日~19日 広島県・広島市
                   沖縄を、戦争の島にしない。星野文昭絵画展

沖縄を戦争の島にしない

 12月16~19日、広島市まちづくり市民交流プラザにて「沖縄を、戦争の島にしない。星野文昭絵画展」を開催しました。最終日19日には沖縄闘争についての学習会で、星野文昭さんたちの闘いについて学びました。
 絵画展では30点ほどの絵画と暁子さんの詩を展示。今回は沖縄や、世界の子どもたちを題材にした絵を多く選びました。「基地と闘う沖縄」の写真パネルも杉並からお借りして展示しました。会場は、オープンスペースです。子どもたちや自然への愛情あふれる清明な色使いの絵の魅力とともに、反戦運動に決起した学生活動家として見せしめ的にでっち上げ逮捕されたこと、再審請求を出し続けて闘ったが獄中で病気を放置されて亡くなったことなどを知ってもらうことができました。「無実で獄中44年…すごい人がいるんだね」と言いながら見学している二人連れの会話を耳にして、星野さんの闘いの凄さとこれに感動する民衆の底力への信頼が湧きました。入場者は4日間で125人で、アンケートも数多く寄せられました。
 学習会ではまず沖縄闘争の記録のDVDを鑑賞。広島県労組交流センターからの「11・14闘争と沖縄」と題する提起と、また昨年の11・28全国集会に参加した仲間からの報告を受けて、活発な討論がされました。文昭さんの「すべての人間が人間らしく生きられる社会を」との言葉は、私たちの運動の通奏低音です。私たちが星野文昭さんになり、反基地闘争を不屈に続けてきた沖縄の民衆の怒りや、平和な暮らしを望む痛切な思いへ連帯して闘っていこうと改めて決意しました。(伊豆ハルミ)