TOPページへ!


  5月26日~29日 東京北部・練馬区
                   絵画展東京北部実行委員会

人命を軽んじる権力への怒り

 5月26日から29日まで練馬勤労福祉会館で絵画展を開きました。星野さんのプロフィールのボードから始まり、紺と朱の色鮮やかな衣装のブータンの少女の絵が出迎え、いつもの星野さんの明るく優しい色合いの絵が続きます。そして最後に近藤あき子さん寄贈のジョージ・フロイドさんと星野さんの力強い油絵が待っています。一度だけ徳島刑務所の面会室で会った星野さんの力強く優しい眼と、ハイライトで優しさを強調したジョージさんの顔。一瞬で2人の理不尽な死に怒りがわきます。
 今回の絵画展は皆が多忙でビラまきが不十分にも関わらず、大運動、練馬懇談会で絵画展のビラを使ってくれたり、地域の運動と繋がり、星野さん亡き後2年経つのにより一層、星野さんが身近で語りやすくなりました。コロナ禍の中で113人が来場されました。
 皆が口々に言っていたのは「(名古屋入管で殺された)ウィシュマさんと同じだね」です。この地域の人たちの声を確信して、今後の絵画展の発展と国賠勝利にむけ、ファイトみなぎる絵画展でした。(東京北部の会 狩野裕子)