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  10月15日~18日 秋田県・秋田市
                   秋田・星野さんの遺志を引き継ぐ会

暁子さんの存在と闘いに驚きと理解が広まった

 10月15日から18日まで、秋田市で7回目の「星野文昭・暁子 絵と詩による二人展」を開催しました。会場のアトリオンは、秋田駅に近く、美術展示ホール、音楽ホールなどを備えた総合文化施設です。今年の絵画展は4日間とも天候に恵まれず、17日は雹(ひょう)が降るなど寒かったのですが、会場内は暖かく、友人知人から聞いて…、公共施設にあったチラシ、街頭でのチラシ、新聞のイベント案内で…等々約150人の方たちが来場してくださいました。
 最初に「特別な絵画展ですから、ご説明させていただいてもいいですか?」と了解をいただき、文昭さんの経歴のパネルをもとに、暁子さんの存在と闘いを併せて説明しました。当時の佐藤栄作政権の「核抜き本土並み沖縄返還協定」のウソ。50年経てますます負担を強いられる沖縄。同世代の方たちは一瞬で理解してくれますが、多くの方が「この出来事を初めて知った」と驚いていました。絵を見て経歴のパネルに戻って作成年月を確認し、また絵に戻る人。DVD(星野さん44年の記録)を椅子に座りじっくり見る人たち。
星野さん二人の闘いを知っていただけました。
 アンケートから「印象に残った絵―米沢の秋、近い未来を想う」―実現できなかったことを悔しく思うとともに国賠訴訟勝利で国の責任を明確にするという思いを強くさせる」と文昭さんと同い年の男性。60代男性は、「絶筆のアフガンの少女の瞳がとても印象に残った。暁子さん頑張って下さい。私も頑張ります」と書いてくれました。要望書9筆などと会場カンパ2万5千円。秋田の会も全国の皆さんとともに国賠訴訟勝利へともに闘います。      (秋田 小玉由利子)