12月6日~8日 静岡県・三島市
星野文昭さんを取り戻す会・静岡
「追悼 星野文昭展」を、12月6日~8日、静岡県三島市の生涯学習センター市民ギャラリーで開催しました。200人程の人たちが訪れ、さまざまな良い出会いがありました。 8日には、文昭さんの絵に囲まれた同会場の一角で、星野暁子さんのお話を聞く会をもちました。文昭さん亡き後、どのように運動を続け、発展させていくのか、悩み、模索しながらの半年間でした。 今回、暁子さんをお招きしてじっくりとお話を聞き、また、暁子さんを囲んで皆で話し合うことができて、本当に良かったです。文昭さんの絵を初めて見て、文昭さんと暁子さんの闘いに初めて触れ、鮮烈な感動を受けた方々のお話を聞くことによって、新たな星野闘争の方向性と確信が得られように思います。 初日に地元の『伊豆新聞』の取材を受け、翌日に大きく報じられました。この紙面を握りしめて駆けつけてくださった老夫婦がいらっしゃいました。ご夫婦共に絵を描かれるようで、「愛にあふれた絵ばかり」と絶賛した上で、絵のサインの「FumiAkiko(フミアキコ)」に注目され、「すばらしいロゴ。これからは『フミアキコ展』としてもいいのでは。『フミアキコ』のワンワードで生きていける。ぜひ文昭さんを生かしていって欲しい」とおっしゃいました。 言われてみれば、「フミアキコ」は、文昭さんと暁子さんが一つであることを見事に象徴するロゴ。文昭さんは「フミアキコ」として、暁子さんの中で、暁子さんによって生かされていく。暁子さんの闘いこそが、文昭さんその人の現在進行形の闘いであるのだと。そんなインスピレーションを与えられました。暁子さんと文昭さんの究極の純愛への感動、人間解放に向けた闘いへの共感などを語る方もいらっしゃいました。 私たちは静岡の地で、これからも絵画展を中心に粘り強く星野解放を闘い続けます。今回の追悼絵画展は、その新たな第一歩となりました。(取り戻す会・静岡 山口武) |