9月14日~15日 大阪府・堺市
堺星野文昭絵画展実行委員会
絵画は30点。お兄さんの「文昭の素顔」(北海道の会報「北斗星」に載った文章)にとても感動したので掲示しましたが、多くの方が読まれました。全部をじっくり見られた女性は、「獄中44年、こんなきれいなやさしい絵を描かれているのは、この人は苦難に満ちた人生を送ってこられたが、見事に昇華されている」と絶賛されました。 絵と詩を見た方々が次々、「きれい、やさしい、目に表情がある」「暁子さんの詩もすばらしい」と話されました。「星野さんが房の中で絵が描けるようになるまで10年かかった」「お二人が手を握り合えたのは亡くなる前の日がはじめて」と話すとほとんどの人が驚きました。 でっち上げや、星野さんの無念の死への憤りの表明が多かったですが、安倍政権への怒りで話が止まらない方が何人もおられました。 アンケートでは、星野新聞の購読が複数名、カレンダーを予約する人、再審署名や国家賠償請求の署名を取り組むという人が次々現れました。「無念の思いをかかえながらもきれいなやさしい絵を描かれているのを知っていました。暁子さんの支えがあってのことだろうと思っていました。亡くなられたと知らなくて驚きました。国の責任は重いと思います」「暁子さん、よくがんばって支えてあげましたね」「純粋な人間の原点を見たように思います。考えさせられることの多い詩の内容に感銘を受けました。不条理な世の中にいらだちを感じます」「無実の罪で刑務所に44年間も!なんてひどいことだとかけつけた次第です。とてもきれいな色彩で描かれたたくさんの絵に感動し、司法のひどい仕打ちに強い怒りを感じました。」など、感動的なメッセージが寄せられました。 同じ会場であった健康教室受講者や社会科学の研究サークルの方も見に来てくださり、ストライキで処分され裁判を闘った元全逓労働者が、スタッフの郵政労働者といっしょに全逓の歌を歌い、拍手が起こり、大いに盛り上がりました。新しい出会いがいっぱい、星野文昭さんと暁子さんに感謝。どんなに困難でも、再審無罪と国賠勝利を勝ちとるぞ! (堺星野絵画展実行委) |