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  9月14日~16日 東京西部・中野区中野
                       「星野文昭絵画展」中野実行委員会

新たな闘いへの再出発の絵画展
 9月14~16日、中野ゼロで、「追悼 星野文昭・暁子絵と詩展」を開催しました。星野さんを追悼し、中野実行委員会の新たな闘いへの出発の絵画展でもありました。
 今回、出来るだけ多くの方を訪問してこの間の経過を報告し、絵画展参加を呼びかけました。名簿を頼りに訪ねると、地域での様々な闘いに日々奮闘している姿を目の当たりにしました。そういう地域の人たちと絵画展会場での再会は、新しい協同の場でした。
 今回の絵画展は、星野さんに対する虐待と虐殺に対する怒りの場となりました。多くの来場者の皆さんと怒りを共有できたことで、これからの新しい闘いのスタートになりました。会場での「獄中44年の闘い」のDVD上映後は、カンパ箱に入るお札が多くなったようでした。44年間獄中で闘った無実の政治犯・星野文昭さんの獄死は、新自由主義を一刀両断に切り裂き、古臭い国家権力が音をたてて崩れ去る展望を鮮やかに示しました。星野さんは、国家権力のどこまでも底深く黒々とした冷徹な仕打ちに、どこまでも優しさにあふれ静かに笑い飛ばし、暁子さんとの手のぬくもりをそのままに旅立ったのでしょう。
 中野実行委員会は、星野文昭さんの遺志を引き継ぎ、国家犯罪の真実を明かし、責任を取らせる国家賠償請求裁判勝利、無実を明らかにするための第三次再審勝利を勝ち取るまで闘い続けます。
                            (中野絵画展実行委員会 村岡好行)